育ち 過ぎ た ポチ。 次郎さん /ポチ

ワンパンマンで、以下のキャラ達が戦ったらどっちが勝ちますか?

育ち 過ぎ た ポチ

僕のご主人はいつも僕にある人の話をしてくる。 いつもは楽しそうに。 たまに無意識に。 またある時は切なそうに。 僕はよく分からないけれど、でもご主人がこの時ばかりは嬉しそうな顔をするから僕もウキウキしてくるんだ。 そしていつもこう言うの。 「お前は似ているな。 」って。 えっとね、ん~とね、そう言われるのはご主人がお家に帰って来た時とか、かな。 大好き、だいすき~!って、尻尾をいっぱい振ってご主人に抱き着くとね、高確率でそう言うの。 僕はご主人の大好きな人に似ているって言われるの、好きだよ。 なんて言うのかな?でもほっこりするの。 でもね、ちょっと分からないことがあるんだ。 「なぁ、旦那、その旦那の弟子って今何処に居るんすか?」 僕の疑問を代わりに黒い精子が聞いてくれた。 黒い精子はね、僕がご主人よりも身体が大きかった時から一緒に居るの。 でも、僕の中ではご主人の方が偉いんだよ。 ご主人は強いから。 お座りって言われたらちゃんとお座りしなくちゃ。 あ、話が逸れちゃった。 なんだっけ? そう、僕たちがご主人と暮らし始めて数日が経つんだけど、僕たちは毎日ご主人が話してくれる人に会ったことが無い。 「ん~、もうすぐ帰ってくると思うんだけどなぁ。 」 ご主人の悲しい目。 思わず僕も悲しい声を出してしまう。 ご主人が頭を撫でてくれた。 まったく、ご主人を悲しませるなんて一体どんな奴なんだ! 「連絡も無いんですかい?」 「そうだな、まぁ最後に見たのがすっげぇ恰好だったもんなぁ。 サイボーグだから生きてたものの、生身の人間だったら確実に死んでいたな、あれ。 」 あ、ますますご主人が悲しそうな顔している!黒い精子だめでしょ!ご主人悲しませないで! 「ウォッ!!」 「わ!なんだよ、ポチ!」 「ははは、慰めてくれんのか、ありがとな。 」 お前は優しいな~、とご主人が僕を抱っこしてくれた。 温かくて、いい匂い。 顔を埋めて僕はご主人に甘える。 そんなことがあった日から数日が経った。 今日はご主人が出かけていていない。 黒い精子はお昼寝している。 うん、今日はぽかぽかしていて、お昼寝したら最高だよね。 でも僕はちっとも眠くなんてない。 それよりもお外に出たい。 ご主人は僕が勝手にお外に出ても夕方にちゃんと帰ってくれば怒ったりしない。 むしろ、「こんな狭いところにずっと居たらストレス溜まるだろ?」と言って窓を少しだけ開けておいてくれる。 お留守番は黒い精子に任せればいい。 あのね、あのね!僕は実は凄いんだ!高いところから落ちたって華麗に着地出来る。 一回ご主人の前でベランダから飛び出して、綺麗に着地した時、「お前すごいな!」って褒めてくれた。 よし、お外に出たぞ。 このお城の様な要塞からは出られないけれど、近くに公園があるからそこにいこう。 「ウォ?」 今、微かにご主人に似た匂いが鼻を掠めた。 ご主人?でも違う。 これはご主人の匂いじゃない。 でも、なんかこれを僕は知っている。 僕は公園に行くのをやめて、気になる匂いの方へ足を進めた。 気になる。 凄く気になる。 上で目を覚ました黒い精子がベランダから顔を出して僕を呼んでいるけれど、無視!もう、黒い精子はいつも心配性なんだから! 地面に鼻を少しだけくっつけて匂いを頼りに辿って行くと、足が見えた。 頭を上げると一人の男が立っていた。 誰だろう?ここに来て、ご主人と一緒に色々な人を見たけれど、こんな人知らない。 けれど、このどこかご主人と似ている匂いはこの人からする。 「なんだ、お前。 」 温度の無い言葉が降ってきた。 金色の髪と金色の目。 何か違うと思ったらご主人の目だと白い所が黒いんだ、この人。 あと、腕が普通の人と違う。 まじまじと見ていたら、後ろからやかましい声が僕を呼ぶ。 黒い精子が僕を追って来たんだ。 急に目の前の人の目つきが鋭くなった。 黒い精子が目が合ったらしくてぴたりと走るのを止めた。 なんか汗かいてる? 「怪人か、」 「ち、ちちちち違うってーの!俺はこのポチと一緒にA級のサイタマってヒーローに世話になってるペットみたいなもんだ!」 「サイタマ先生だと?」 もっとこの人の目がぎらりと光った!こわいよぉ、ご主人の所に行きたい。 「そ、そうだけど?」 「サイタマ先生がこんなやつらを・・・?」 「お前こそ旦那のなんだ!」 黒い精子が声をあげた。 「俺はジェノス。 サイタマ先生の弟子だ。 」 ここで僕にもようやく分かった。 この人が、ご主人がいつも話していた、僕に似ている弟子さん、だ。 どうして微かにご主人の匂いがするのか、解った。 「お前・・・。 」 「お前ら本当に先生のペットなのか?先生は・・・いや、ありえなくはないか。 ところで、先生は今何処にいる?」 「知らないのか?」 「前の家は粉々になってしまったし、先程覗いたがとても人が住める場所ではなかった。 協会ならなにか情報があるだろうと来たんだが。 」 「はぁ~・・・。 」 「ペットならわかるだろ。 」 「まぁ、家はすぐそこだしよ、ポチ、行くぞ。 」 「ウォッ」 こうなったら公園なんてどうでもいいね!ずっとずっとご主人が待っていた人。 きっとご主人喜ぶぞ!そう思うとわくわくして、尻尾がぶんぶん揺れた。 お家に帰る。 お家に着いて、お弟子さんと一緒に家に入る。 けれどまだご主人は帰ってきていなかった。 「随分物が変わったんだな。 」 「あぁ、前の家のものはだいぶ使い物にならなかったみたいだ。 一色は協会からの支給だって旦那が言っていたな。 」 「・・・・。 」 お弟子さんの顔から寂しさがにじみ出ている。 ご主人もそうだけど、お弟子さんもあまり表情が表に出ないのかな?と思っていても、よく見れば意外と表情豊かだなぁ。 「俺との思い出の品が何一つないのか・・・。 」 「へ?なんか言いました?」 「なんでもない。 先生はどこだ。 」 お弟子さんの言葉、すごく小さい声だったけれど、僕にはちゃんと聞こえたよ。 お弟子さんはご主人が大好きなんだね。 ご主人もお弟子さんが大好きなんだよ! 「ウォッ!」 「どうした?」 お弟子さんの気持ちがよく分かったから、僕はお手伝いがしたくなった。 尻尾をいっぱい振って、お弟子さんのズボンの裾を引っ張る。 僕ならご主人の匂いを辿れるから、今すぐにでも逢わせられるよ! 「なんか、付いて来いって言ってるぜ。 」 「・・・、そうか、分かった。 」 僕がトタトタと走れば、お弟子さんは素直に後ろに付いてきてくれた。 これが嬉しくて僕の尻尾が揺れる。 けれど玄関まで来たとき、お弟子さんの足が止まった。 「先生?」 え? がちゃ、何もしていないのに玄関の扉が開いた。 この匂いと気配は間違いない! 「ウォッ!!」 「お?ポチ?・・・・!?」 ご主人が、固まった。 そりゃそうだよね、僕の後ろにずっと待っていた人が居るんだから! 「せんせい。 」 「じぇのす?」 「ただいま帰りました。 」 ご主人が中に入ってきて、扉が閉まった。 「ポチ、ちょっとごめん。 」と言われたので、空気を読んで僕は黒い精子の所に行き、一緒にリビングから顔を出して様子を見る。 てっきり二人とも再開したら笑顔で喜ぶものばかりだと思っていたんだけれど、そんな雰囲気が今の所ない。 なんでだろう? 「あいつら、ただの師弟ってわけじゃねぇな。 」 「?」 ねぇ、黒い精子、それどういう意味?目で訴えるけれど、黒い精子は二人を見るだけでこっちに気が付いてない。 「おま、おそい、よ。 」 「すみません。 」 「何日待ったと思ってるの。 」 「はい。 」 あれ!?なんだかすごく険悪な空気じゃない!?ご主人怒ってる!?なんで?? 「お前がいない間、いろいろあったんだぞ。 」 「はい。 」 「俺A級になったし、家はここになったし、犬と変な奴が家に来たし、フブキがあの緑のちっちゃい奴と喧嘩しだすし、ソニックは犬のうんこ踏むし。 」 「・・・やりましたね。 」 「とにかく、大変だったんだぞ!」 「すみません。 」 「ばか。 」 ご主人がお弟子さんを軽くこづいた。 そして、僕が甘える時にしてくれるように、ぎゅっ!ってお弟子さんに抱き着いた。 「せんせい・・・?」 「ばか。 」 「はい。 」 お弟子さんがご主人を抱き返した。 「ポチ、俺達は外行くか。 」 「ウォ?」 「お前まだ公園行ってないだろ?」 「ウォッ!」 「だんなぁ!ポチの散歩行ってきますぜぇ!」 「あ、うん。 」 ご主人が初めてこっちを見た。 いつもよりほんのり顔が赤い気がする。 気のせいかな? 「よっしゃ、いくぞポチ!」 黒い精子がベランダの窓を開けた。 「お、おかえり、ジェノス。 」 「はい、せんせい。 」 にっこりと笑うジェノスはやっぱり眩しくて、久々に見るのも手伝ってときめいてしまう。 イケメンは罪だな、クソ。 「でも、生きていてよかった。 」 「せんせい・・・!」 泣きそうな顔をしたかと思えば、力いっぱい抱き寄せられる。 まったく、俺じゃなかったら骨が折れてるわ、これ。 「ほら、ジェノス。 」 ただいまのキスをねだる。 ジェノスは何も言わずに応えてくれた。 「お前、水たまりに落とす馬鹿がいるかよ!!」 そんな文句もどこ吹く風。 お家に帰ると美味しそうな匂いがしてきた。 「だんなの作る料理の匂いじゃねぇな。 」 言われてみれば確かに、なんだかいつもより上品な匂い。 「お、ポチおかえり~!うわっ!お前なんだよそれ!」 「すみません旦那、すぐに洗い流してきますわぁ!」 「おい、黒いの、汚れた足で歩きまわるんじゃない。 」 「うるせ、あれ、」 「今日からジェノスも一緒だからな。 」 「は!?まじかよ・・・。 」 「先生、犬は良しとしてもこいつは追い出しましょう。 口がうまい奴なのできっと外でも大丈夫です。 」 「あはは、そうかもな。 」 「だんな!それは勘弁してくださいよぉ!!」 どうやら僕のお家はもっと賑やかになるみたい。 ご主人が心から嬉しそうな顔をしているから、僕はとっても嬉しくて、尻尾を振った。

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最新ネタバレ『ワンパンマン』132話!考察!育ちすぎたポチVSガロウ!竜レベルはすごい!

育ち 過ぎ た ポチ

【最新話更新】 先程、『ワンパンマン』最新話を更新致しました!ピンチに陥るS級ヒーロー達。 そんな中、フブキ、バング、ボンブ一行は手負いの怪人協会幹部・育ちすぎたポチに遭遇する。 災害レベル竜にして、怪人協会の番犬。 育ち過ぎたってことなので、そりゃあでかいのは想定内。 ついでに言うと口からビーム発射するのもまあ、怪人なので想定内なんです。 ただ、想定外なのがそのタフさ。 なんせ、サイタマのパンチ「おすわり」をまともに受けているにも関わらず、ピンピンしてますからね!そしてパンチ受けた後なのに、普通に戦っているっていう。 なのでここの管理人は思うのです…実は育ち過ぎたポチって、怪人協会最強説あるんじゃないかって。 そんな育ち過ぎたポチに挑むのが、シルバーファング、ボンブ、そしてフブキの3人。 S級3位に同レベルのボンブ、そしてB級にいるけども実質S級に匹敵する(強さもだけど美貌も…残念美人なのが本当に残念…)フブキも十分な強さ。 この3人であれば、 並の災害レベル竜の怪人なら倒せそうだ。 まあ実際原作版ではごにょごにょ。 しかし残念かな…育ち過ぎたポチが、強すぎる。 タフネスさとシルバーファングたちと相性の悪い光線系攻撃。 果たして対応できんのかッッ 新フブキ組結成 新フブキ組、結成。 フブキであれば、かなり限界ではあるものの育ち過ぎたポチのビームにも対応可能。 まるで魔法使いと武道家、なんかドラクエ感満載なこのチーム「新フブキ組」が結成されたわけなんですけれど、はっきりいってフブキは限界。 しかしフブキが肉体強化したことで、シルバーファングたちが物理的にもビームを弾けるようになった。 そして育ち過ぎたポチに一挙攻撃ができるようになった! なんだこのパーティ、すげェな!あとはキングがいればさらに…まあ、別れてしまったからしゃーない。 ということで、育ち過ぎたポチにも十分戦えるようになったわけなんですけれど… それでも倒せる気がしないのは、育ち過ぎたポチがサイタマの一撃を受けてもピンピンしているから。 ここの管理人が思う最強の怪人の一人を、S級ヒーローと超能力者で挑んだところで、勝てるとはとてもとても….

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次郎さん /ポチ

育ち 過ぎ た ポチ

スポンサーリンク 災害レベル竜 ガロウ ガロウが出会った怪人は、四足歩行の巨大な怪物でした。 対峙した瞬間ヤバいと感じたガロウは、タレオと一緒に相手を刺激しないように後退りします。 何とかやり過ごす事に成功したガロウ達でしたが、その後災害レベル鬼の怪人達に見つかってしまいました。 世界最硬の強度を誇るツノを持つ「イッカク」 体内に貯めた水を自由に変質、噴出する事ができる「シャワーヘッド」 そして、数々の過酷な実験を生き抜いた元・実験用マウスで、優れた知性、膨大な筋量、強力な肉体再生能力を身に付けた「超マウス」 ガロウはこの三人とのバトルになりますが、ここまでの戦いで圧倒的に成長してきた彼は、鬼レベルの三人の攻撃ですら一蹴してしまいます! 個人的には、 シャワーヘッドの攻撃で「私も知らない化学物質をぶっかけてやる!」という所が非常に好きでした。 三鬼一体攻撃である、爆速刺しをあっさりかわしたガロウでしたが、避けた先に居たのは、先ほどやり過ごした四足歩行の怪人である、災害レベル竜の「育ちすぎたポチ」でした。 刺激されたポチは、怒って超強力なエネルギー弾を口から放出します! スポンサーリンク 育ちすぎたポチ VS ガロウ 巻き添えを食らった三人の怪人の生存は未確認ですが、ガロウは横の壁を旋風鉄斬拳で破壊し、タレオと一緒に直撃を免れます! タレオを逃がしたガロウはポチと一対一の戦いになり、エネルギー弾の直撃を受けてしまいます。 死を覚悟するほどの物凄い威力でしたが、何とか立ち上がったガロウは、さらに連発してくるポチのエネルギー弾を次々とかわしていきます! この辺りのシーンは大ゴマが多く、見応えたっぷりの迫力あるバトルシーンが描かれていますね! 村田先生の画力は本当に、いつ見ても凄いと思います! キャラクターが躍動しているというか、二次元でこれだけ動いている雰囲気のバトルシーンを表現出来る人はそうそういないんではないでしょうか。 スポンサーリンク 『ワンパンマン』ネタバレ 132 話のまとめ 今回の話は何と言っても「育ちすぎたポチ」の強さを見せつけたかったような話でした。 怪人協会の災害レベル鬼である三人を相手に、一人で勝ってしまうガロウは、自分の事を「俺が竜って事なんじゃねーの?」と言い切ってしまいます。 しかし実際の災害レベル竜である育ちすぎたポチを相手に全く歯が立たない所を見ると、ゴウケツやムカデ長老もあっさりやられてしまっていますが、 怪人協会の幹部の連中達は思っている以上に強い事を表現したかったのだと思います。 S級ヒーロー達もランク付けされているものの、一応は一括りにされていますが、その強さはピンきりです。 怪人協会の災害レベル竜達も同様に、幹部の連中の強さはピンきりだと見せつけて、思っている以上に五分五分の全面戦争になる構図を作りたかったのではないでしょうか。 弱そうに見えて、まだ実際にはまともな戦いをしていない ギョロギョロも、実は竜レベルの力を持っていて、ガロウを拘束するのは簡単なくらいの力はある事を見せつけています。 圧倒的な強さを持つサイタマですが、怪人王オロチも対等に戦えるくらいの力は持っているという伏線は張りたいんだと思いますね。 そしてガロウがこの後の戦いでもっともっと強くなり、オロチをも越える力をつける可能性もありますが、まずはサイタマと対等に戦える怪人を登場させる事が、一番読者を惹き付けさせてくれるような気がします。 どんなに怪人が強くても、タイトル通りに結局はワンパンで倒される事は目に見えているんですが、何とかボロスの時のように、怪人達とも激しい戦いが見られる事を期待しましょう!.

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