コロナ ネット カフェ 難民。 2時間以上歩いて… ネットカフェ難民、横浜の武道館に [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

【UPDATE】ネットカフェ難民が案内されたのは”相部屋”の宿泊所→批判を受け、都が一部方針を変更【新型コロナウイルス】

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新型コロナウイルスをめぐる政府の緊急事態宣言を受けて東京都が11日から始めた休業要請の対象には、インターネットカフェや漫画喫茶が含まれている。 東京都豊島区のJR池袋駅前のベンチに座っていた男性(48)は、ため息をついた。 勤務先の飲食店が2年前に廃業、アパートの家賃を払えなくなった。 求人情報の検索のため週に1~2回はネットカフェを利用し、それ以外は野外で寝泊まりする。 日雇いの交通整理やとび職のアルバイトで食いつないできたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い1カ月ほど前から採用面接の中止を告げられることが増え、当面の仕事の予定はない。 「綱渡りで暮らしてきたが、その綱が切れたようだ」とつぶやいた。 約2年にわたり新宿区内のネットカフェを転々とする男性(52)も「いつもより客が少ないが、他の店が閉まれば移ってくる人で混み出すのではないか」と不安を隠せない。 工事現場でのアルバイトで生計を立て、1泊約2千円の料金を払えば手元に残るのはわずか。 「急に出ていけといわれたら困る。 行き場は自分で探せばいいのか…」。 男性が利用する店の男性店員も「人によってはここが最後の砦(とりで)。 追い出すことはできないが、何もしないわけにもいかない」と深刻な面持ちで話した。

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新型コロナ福祉のダークサイド、ネットカフェ難民が追いやられた「本当の行き先」

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東京都は10日、緊急事態宣言を受けてネットカフェに営業停止を要請したため、都内では多くの店舗が休店。 いわゆる「ネットカフェ難民」と呼ばれる、住む家を持たず、ネットカフェなどに寝泊まりする人たちが今、行き場を失って困っているのをご存知だろうか。 都内でネットカフェなどに寝泊まりしている(いた)人は4000人ほど。 圧倒的に男性が多いとされているが、なかなか声をあげにくくて調査などからは漏れてしまう女性も多くいて、特に若い女性が目立つ。 年代別では30代が最も多く、50代や20代と各年代に散らばる。 そうした人たちはもともと、正社員で働いていたのに会社が倒産したり、派遣の雇い止めに遭ったりして、そこにたどり着いた。 そういう事態は今や、誰にとっても他人事ではないだろう。 劣悪な環境に人を収容 そこで東京都は、その人たちを一時的にビジネスホテルなどに無料で宿泊してもらう措置をとると発表し、やれやれこれで一安心……と思っていたら、実はそうは動いていないんだという話を、生活困窮者の支援活動を行っている一般社団法人『つくろい東京ファンド』の小林美穂子さんから聞いて、驚いた。 小林さんはスタッフやほかの支援団体の人たちと一緒に、10日から支援のためにずっと忙しい日々を送っている。 「今、いちばんの問題はネットカフェから出されて福祉事務所に助けを求める人たちが、次々に無料低額宿泊所に送り込まれていることです。 そこがどういう所かの説明も受けず、『迎えの車が来てるから、さぁさぁ』と連れていかれ、契約書にサインをさせられています」 無料低額宿泊所。 聞きなれない言葉だが、小林さんの説明によると、無料低額宿泊所、通称・無低は、生活保護受給者を中心に受け入れる、施設で、良心的な施設もいくらかはあるものの、その多くは、悪名高き「貧困ビジネス」の場になっていることが多いという。 大部屋にぎっしり二段ベッドを並べたり、6畳ほどの部屋を3つに区切って敷きっぱなしの布団に寝かせるだけといった、劣悪な環境に人を収容する施設が多く、以前から問題になっている。 「しかも入居者が受給された生活保護費のほとんどを持っていかれます。 門限もあり、外出外泊には許可も必要。 場所によっては長くそこに逗留する牢名主みたいな人がいて、小銭やタバコをかすめとられたりもしますし、弱いものいじめはあたりまえ。 人間トラブルから死亡事件が起きたこともあります。 一般の人たちは、こんなところを役所が重宝しているなんて、とても信じられないでしょうが、そこに留め置かれ、いつまでもアパートへの転宅を許されない人達が全国で3万人いるといわれています」 生活保護費のほとんどをむしり取り、自由も制限し、高齢者が多くて心身ともに治療が必要な人も放置される。 これまで何度かニュースになってきたのに、現在も生活困窮者救済の対策として大手を振ってド真ん中にいる。 福祉のダークサイドだ。 「大雨が降った月曜日、ネットカフェを出た青年が福祉窓口を訪れて、生活保護の申請をしたんです。 ネットカフェを出てから2日間、野宿をしたあとだそうです。 すると、何の説明もされないまま、彼は無低に連れていかれました。 連れていかれた先は衛生面もひどく、高齢者がたくさんいて誰もマスクなんてしていない。 咳き込む人も多い中、もちろん相部屋。 そして風呂、トイレは共同。 メンタルの問題も抱える青年は出された食事をひと口も食べられず、一睡もできずに朝を迎え、私たちにSOSの連絡をしてきました。 しかも所持金がない彼に一週間分の昼食だとして福祉事務所の担当者から渡されたのは、ウイダーインゼリー2個だったそうです。 こうした例は彼だけではありません」.

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新型コロナ 苦悩するネットカフェ難民 「今夜どこに泊まれば…」 神奈川

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[画像のクリックで拡大表示] 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、建築設計者には何ができるのか。 坂氏に話を聞いた。 以下、インタビューの内容をお伝えする。 神奈川県立武道館に紙管の間仕切りシステムを導入した経緯を教えてください。 もともと19年12月に、神奈川県とVAN(坂氏が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク)で「災害時における避難所用間仕切りシステム等の供給に関する協定」を結んでいました。 4月7日に政府が緊急事態宣言を出し、その翌日には私から県に間仕切りシステムの設置を申し出ました。 居場所を失う人が出ることに県も危機感があり、「すぐに導入しましょう」と話がまとまりました。 設営には私も加わり、4月14日時点で34ユニットを組み立てました。 非常時の協定を結んでいたからこそ、迅速に対応できたのだと思います。 [画像のクリックで拡大表示] 間仕切りシステムは、これまで東日本大震災や熊本地震の避難所でも導入した実績があります。 今回、感染症対策を踏まえて変更した部分はありますか? ウイルスの感染が懸念されるときに、避難所をどのように運営すべきかを考え、まずは旧知のウイルス学者、満屋裕明氏に意見を求めました。 満屋氏は、国立国際医療研究センター研究所長や、米国立がん研究所レトロウイルス感染症部長を務める方。 世界で初めてエイズの治療薬を見いだし、数々の賞を受けた信頼できる人物です。 満屋氏は感染症の専門家として以下の5点を助言してくれました。 (1) まず避難所の入所時に検温し、有熱者を分けるべきだ。 ただし、現状(3月13日時点)は有熱者でも陰性であることが多い。 (2) 有熱者には個別の間仕切りを与えるほうがよい。 ただし、精神的孤立をさせないように注意を払う。 (3) 避難所に家族(個人)ごとに間仕切りを設けることは、プライバシーの確保だけでなく、ウイルスの飛沫感染対策に極めて有効な手段。 (4) 間仕切りのカーテンとカーテンの間の密閉性を高めると、より有効である。 (5) 間仕切りの上部が開いていることは問題ない。 この記事は有料会員限定です。 次ページでログインまたはお申し込みください。

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