ベイト リール 飛 距離。 スピニングリールとベイトリールの飛距離。スピニングリールとベイ...

ベイトリール飛距離アップ

ベイト リール 飛 距離

ベイトリールは太いラインの方が飛距離が出る スピニングリールは間違いなく細いラインの方が飛距離が出ます。 輪っかの状態でスプールから放出され、その輪っかかロッドガイドによって収束されて行きますので、細い方が抵抗が少なくなり飛距離が伸びるのです。 昨今のPEラインブームは、細くて強くてしなやかなPEラインをスピニングリールで使用すると、その飛距離、使用感から抜け出せなくなる為と言うのもあると思います。 そのくらいスピニングリールにはラインの太さが飛距離に大きな影響を及ぼします。 では、ベイトリールではどうでしょう。 一般的に細いラインの方が飛距離は出ると言われてはいますが、僕の考えはちょっと違います。 「ベイトリールはラインが太い方が飛距離が伸びる」 です。 まあ、異論も多々あると思いますが、とりあえず僕の考えをお伝えしますね。 ベイトリールの飛距離はラインが太い方が出る理由 出典:シマノ ベイトリールにおいて、ラインが細い方が飛距離が伸びるという理由は、 ・ラインの放出抵抗 ・ラインの受ける風の影響 空気抵抗 これらのラインに受ける抵抗が、太ければ太いほど大きくなる、と言うのが主な理由だと思います。 では、「ラインが太い方が飛ぶ」と言う理由は次の通りです。 ・飛距離を出すとどんどんスプール径が小さくなり、その抵抗がブレーキとなりキャスト後半でのブレーキ力が弱くて済む ・飛距離を出すとラインが放出される事によって、キャスト後半のスプール重量が軽くなり、ブレーキ力が弱くて済む ・ラインが受ける空気抵抗によってルアーの飛行姿勢が安定する ・ラインが揚力を生み、ルアーが失速しにくい では順に説明しますね。 飛距離を出すとどんどんスプール径が小さくなり、それがブレーキとなりキャスト後半でのブレーキ力が弱くて済む ラインが太ければ太いほど、遠投によってスプール径がどんどん小さくなっていくのは分かりますよね。 スプール径が小さくなればなるほど、スプールはたくさん回転しなければなりません。 つまり、これは 抵抗となります。 抵抗が掛かっちゃ飛距離は落ちるんじゃないの? と言うのはちょっと早計で、シマノの遠心ブレーキやダイワのマグフォースZと言ったブレーキシステムはキャスト後半にブレーキ力が弱くなっていくと言う特徴があります。 この仕組みは飛距離が伸びやすい反面、場合によってはキャストの後半でバックラッシュしやすくなります。 それを補うために、ブレーキ力を強くしたりメカニカルブレーキを少し締め付ける事によってバックラッシュを防ぎます。 ですが、キャスト後半にかけてスプール径が小さくなっていき、抵抗が増えていくという事は、 ウルトラスムーズに無段階でエンジンブレーキが掛かっていくという事なのです。 つまり、 遠心ブレーキやマグフォースを強くしたり、メカニカルブレーキを締め込むことなく、 キャスト後半のみに飛距離に応じてブレーキが掛かるという事です。 という事は キャスト序盤のブレーキが弱くて済むので、初速を出す事ができ結果として飛距離が出る、と言う事です。 飛距離を出すとラインが放出される事によって、キャスト後半のスプール重量が軽くなり、ブレーキ力が弱くて済む スプールの重量が飛距離に及ぼす影響はご存知かと思います。 それを前提にお話をしますと、先ほども書いた様に遠投をするとスプール径が小さくなっていきますよね。 ラインが太ければ太いほど、スプール径が小さくなっていくのが顕著になります。 つまり、 ラインがどんどん放出されて、スプール径が小さくなればなっていくほどスプール重量が軽くなっていくという事です。 軽くなればなるほどスプールが持つ慣性力は小さくなり、不必要なオーバーラン、バックラッシュを防いでくれることになり、その分、ブレーキが弱くて済み、飛距離が出るという事になります。 そしてスプール径は小さいモノの、スプール重量は軽くなるのでルアーがラインを引っ張っていく抵抗になりにくい、と言う事にも繋がっていきます。 ちょっとここで一旦まとめますね。 ラインが太いと飛距離を出した場合、キャスト後半でスプール径が小さく軽くなり、それによってバックラッシュしにくくなる為、その分ブレーキを弱くすることができ、結果として飛距離が伸びる と言うイメージで良いと思います。 ラインが受ける空気抵抗によってルアーの飛行姿勢が安定する これは特にシーバスフィッシングをやる人は感じるところがあるんじゃないでしょうか。 ブラックバスの場合、超遠投するルアーはヘビキャロやラバージグ、バイブレーションなどのルアーが中心となりますから、それほど飛行姿勢に拘らなくても飛距離を出す事が出来ます。 けれどシーバスの場合、メインルアーがミノーである場合が多いです。 最近のシーバスミノーは飛行姿勢も良くかなり飛距離も伸びやすいのですが、それでもやはりミノーによっては上手くキャストをしないと飛行姿勢が崩れてしまい、クルクル回ってしまいます。 そうなると飛距離が伸びないのは必然ですよね。 けれどラインが太いと凧の足の様に、ルアーの飛行姿勢を整えてくれるのです。 飛行姿勢が安定すれば飛距離は伸びる、という訳です。 ラインが揚力を生み、ルアーが失速しにくい 太いラインが揚力を生むという理論は、正直に言うと僕のイメージだけで、本当にその様な事が起こっているかはちょっと証明できません。 クルマのエアロパーツの空力を測定するモノとかで見てみれば分かるかも知れませんが、流石に僕個人が実際に証明する事は出来ません^^; ただ、これまでの経験上、「ラインが揚力となっているんじゃないか」と思ったことは確かにあります。 斜め前方にキャストしたルアーは、ラインで放物線を描いて着水しますよね。 放物線を描くという事は、ラインはルアーより後に着水するという事です。 つまり、ラインが太くて風の抵抗を受けやすいのなら、 落下する際の空気抵抗も大きいハズです。 となると、 「ラインが下に落ちる空気抵抗が、ルアーが下に落ちる力に対しての抵抗になるんじゃないか」と言うイメージです。 そしてキャスト前半の斜め前方に向かっているラインに対して揚力が発生し初速を維持し、ルアーに上方向に力が加わり後半の飛距離が伸びる、かなぁ^^; こればっかりは僕のイメージで、そう言う現象が起きるときもあるんじゃないかと思っています。 肯定でも否定でも、上手く説明できる人がいらしたらよろしくお願いします。 ベイトリールの飛距離はラインが太い方が出る理由【まとめ】 ・ラインが太いと遠投した際にスプール径が小さくなり、それがエンジンブレーキの様にナチュラルにかかる ・そして、ラインが放出される事によってスプール重量が軽くなる これらによってブレーキを弱くすることが可能になる。 ・太いラインが凧の足の様になってルアーの飛行姿勢を安定させる ・ラインが下に落ちるルアーの抵抗になり飛距離が伸びる これらが僕が考える「ベイトリールの飛距離はラインが太い方が出る理由」です。 もちろん、これらは遠心ブレーキやマグフォースZの様なブレーキシステムで、重いルアーを一定以上の遠投をしたときに限定される現象であり、常にこの理由が適用されるわけでもなく、ましてや 細いラインを使用した時に飛距離が伸びる事を否定するモノではありません。 軽量ルアーなら、細いラインの方が間違いなく飛距離は伸びると思います。 なぜなら、そもそも軽量ルアーは遠投と言ってもそれほどの飛距離を出す事が出来ないので、スプールに巻かれているラインが減っていくというメリットが生かせないし、ラインを引っ張っていく力自体が弱いからです。 太いラインの方が飛距離が伸びるという現象は条件、状況、キャストスキルによっても変わってくると思いますし、どちらかと言うとその様な状況になる事の方が少ないかも知れません。 ただ、ベイトリールはラインの放出抵抗がスピニングリールに比べて断然低いので、ラインが太くなることによる飛距離への影響は少ないことは確かです。 太いラインならスピニングリールより断然飛ばす事が出来ます。 要は軽いルアーで飛距離を出すなら、スピニングリールで細いラインを使用、 重いルアーを飛距離を出すならベイトリールで太いラインを使用する と言うのが理にかなった使い方だと思います。 とは言え、ベイトリールジャンキーにとっては, 何が何でもベイトリールで飛距離を出したいですよね。 僕もそうです。 けれど 飛距離を出すためにラインを細くする、と言うのではなく、太いラインを使わなければならないから太いラインで飛距離を出す、と言うラインの選び方の方が本来なのかなと思います^^ 追伸 ベイトリールジャンキーのあなたなら、当然軽いルアーでもベイトリールで飛距離を出したいですよね。 そんなときは軽くて強いPEラインをオススメします。

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ベイトショアジギングの魅力とは?ロッドやリール・タックルを完全解説!

ベイト リール 飛 距離

どーも。 今日は ベイトリールとPEラインのお話です。 近年のベイトリールにPEラインを巻いて釣りをする方が増えてきていますよね。 ベイトタックルでのシーバスゲームや、ブラックバスのヘビキャロにPEを使う人もチラホラ見かけるようになりました。 この2つの釣りの共通点としてとにかく飛距離が重要だということが挙げられます。 ベイトリールにPEライン巻けば飛距離は伸びますが一方で バックラッシュが起きやすくなったり、ナイロンなどのモノフィラメントラインでは起こりにくかったキャスト 直後の高切れが起こりやすくなります。 管理人も高切れで20個くらいルアーをなくして、PEを辞めてナイロンに戻したりしたこともありますが 色々試しているうちにPEのベイトキャスティングというものが分かってきたので 今回は備忘録もかねてベイトPEキャスティングについて書かせて頂きます。 そもそも、なぜPEラインにすると飛距離が伸びるのか? 飛距離を求めてモノフィラメント系ラインではなくPEラインを選択するわけですが そもそも、なぜモノフィラメント系ラインと比べてPEラインが飛距離が出るのかと言う疑問を考えてみると 2つの要因が見えてきます。 1つ目はラインの比重が軽いため、スプール重量が軽くなる おそらく、ベイトリールに巻くラインとしてもっともポピュラーなのがフロロだと思いますが フロロの比重は1. 78 一方のPEは0. 98 ごらんのとおり フロロは圧倒的に重いラインと言うわけです。 この上の画像が13メタニウムにシーガーのフロロマイスター14lbを80m巻いた状態です。 (スプール重量は12. 2g) 一方でこちらの黄緑色のラインが巻いてあるスプールも13メタニウムによつあみのアップグレードX8の2. 0号を150m巻いた状態です。 (スプールの重量は12. 2g) ごらんの通り、スプール重量の差は歴然です。 PEラインの方が倍近くラインが巻いてあるにも関わらず重量は5gもPEの方が軽いわけです。 ベイトリールはルアーがスプールを引っ張ることでスプールが回転しラインが放出される仕組みですから、スプールの重量が軽ければ軽いほどスプールの回転数が上がりやすくなり、かつ慣性力も小さくなるので必要なブレーキ力が小さくて済むので飛距離が伸びます。 また、スプールが軽くなることは飛距離以外にももう1つメリットがあります。 1つは 軽いルアーがキャストしやすくなることです。 軽いルアーは当然ルアーがスプールを回転させる力が弱いわけですが、スプール重量が軽くなればより軽いルアーを快適にキャストすることが出来ます。 ラインが目減りしない! PEラインは他のラインに比べ同強度でのラインが格段に細いです。 ラインが細いということは、その分 ラインをたくさん巻けるわけです。 ラインがたくさん巻いてあるということは、キャスト時にスプールが 痩せにくいと言 うことです。 キャスト時はスプールが回転に合わせてラインが放出されていくわけですが、キャストの後半になればなるほど ラインが放出され スプールは痩せていきます。 つまり、それは言い換えると キャスト後半になればなるほど、スプール1回転で放出されるラインの量は少なくなり、同時にラインの放出抵抗が増え、飛距離が低下するということです。 PEはラインが細いためラインをたくさん巻けるので、スプールが痩せにくくラインの放出抵抗も増えにくいためモノフィラメント系ラインに比べて飛距離が出るということになります。 なぜ、モノフィラ系よりバックラッシュしやすいのか PEラインが飛距離が出る理屈はご理解いただけたかと思いますが、いくら飛距離が出てもバックラッシュが頻発したら意味がないですよね? なのでバックラッシュをしないためにも、まずはなぜPEがバックラッシュしやすいのかを理解する必要があります。 PEがバックラッシュしやすい理由はラインに ノビと ハリが無いからです。 PEラインは素材的にノビがほとんどなく、またハリも無くしなやかなラインがほとんどです。 このノビとハリの無さが原因で ラインが少しでもオーバーランをして浮き始めるとすぐにラインを巻き込みバックラッシュが起きてしまいますが モノフィラ系ラインはノビとハリがあるためライン自体が調整してくれるため、ブレーキ力が足りず、スプールがオーバーランしてラインが浮き始めても誤魔化しが効きます。 細かい内容は下の動画で村上晴彦さんが解説しているので、そちらも参考にしてください。 4:49~くらいからです。 解決方法は2つ バックラッシュしやすい理由はご理解いただけたかと思います。 じゃあ、どうやって解決するかと言う話ですが解決方法は2つあります。 ロングリーダーシステムを導入する まず、解決策としてもっとも簡単な方法が ロングリーダーシステムの導入です。 普通PEラインのリーダーというと、スピニングの場合1ヒロを目安に根ズレが起こりやすい時には2ヒロにしたり 飛距離が欲しい時はリーダーの結束部がガイドに干渉しないように50cm程度の短いリーダーを組みますが PEのベイトキャスティングで バックラッシュ、高切れの防止のためには最低でも6mのリーダーを組むことでバックラッシュ、高切れを激減させることが出来ます。 PEのベイトキャスティングのバックラッシュ高切れのほとんどは キャスト直後に集中します。 体感的には8割が10m以内で長くても20m以内と言った感じで殆ど岸際で発生します。 これはどういうことかと言うと、 キャスト直後の最も回転数が高く、ラインが浮きやすいタイミングの時に放出されるラインをロングリーダーを組むことでPEでなくバックラッシュしにくいモノフィラ系ラインにしてしまおうと言う方法です。 そのため、リーダーが長ければ長いほど、バックラッシュもし難くなり高切れもし難いわけですが当然スプール重量も重くなるためバランスを取って 10m~15m辺りがおすすめです。 (高切れしやすい重いルアーほど長く取ります) また、この際のリーダーの素材は ナイロンがオススメです。 フロロに比べて比重が軽く、スプール重量の増加を抑えられることとラインフロロよりラインが伸びるためバックラッシュ時の衝撃を吸収してくれるため高切れの可能性がより低くなります。 一点注意事項としては、特にシマノとアブのリールの場合なのですがリーダーを太くし過ぎると レベルワインダーにリーダーの結束部がぶつかってそれが原因でバックラッシュすることがあります。 シマノ製なら画像の様なメガホン型のレベルワインダー搭載のリールがオススメです。 これは、私の体験談なのですがPE2. 0号にリーダーはナイロンの30lb、リールは17スコーピオンDCを使用していたのですが FGノットの結束部がレベルワインダーぶつかってバックラッシュが頻発していました。 バス釣りをしている方の感覚からすると、1発でリーダーが太いと思うはずですが ソルトからルアーフィッシングに入った私の感覚からすると、PE2. 0号に30lbは決して太くないんですね。 シーバス辺りならスピニングですがPE1. 0号にリーダー20lbくらいがスタンダードですし、2. 0号ならとりあえず30lbくらいからかなーと言う感じで30lbで始めたのですが失敗でした。 また、 レベルワインダー意外にもトップガイドにも干渉しやすく、これもバックラッシュにつながりますのでその辺りも考慮してリーダーの太さを決める必要がります。 今は、メガホン型のレベルワインダー搭載の18バンタムMGLをメインに使っているのでPE2. 0号にリーダー30lbで特に問題なく運用出来ています。 ただ、リーダーは長ければ長いほどスプール重量も増えますしガイドへの抵抗が増えますので飛距離は落ちますので自分で色々試していい塩梅を見つけてみてください。 しっかり曲げられる柔らかめのロッドを使う! PEのベイトキャスティングでバックラッシュを防ぐ方法の2つ目は キャスト時にしっかりと曲げられるロッドを使うことです。 どういう理屈かと言うと、 しっかり曲がってくれるロッドはキャスティングを補正してくれるのです。 しっかりとテイクバック時に、ルアーの重量をロッドに乗せて正しいリリースポイントでラインをリリース出来ればバックラッシュは格段に減ります。 ですが誤ったキャスト、例えばスピニングのようにティップだけにルアーのウエイトを乗せるキャストや投げ釣りのようなあらかじめテイクバックを取った位置からのキャストなどをするとどうしてもバックラッシュが起こりやすくなります。 柔らかいロッドは、テイクバック時にもルアーの重さをロッドに伝えやすいですし、リリースポイントも硬いロッドに比べて格段に広いです。 そうした理由から柔らかめのロッドからスタートするのがオススメです。 具体的なキャストは下の動画が非常に参考になりますので、よろしければご覧ください。

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【2020年版】初心者必見!本当にコスパがいい ベイトリール 12選

ベイト リール 飛 距離

飛距離119メートルを達成!! 「前回でやったサイレントアサシン99SPの飛距離テスト企画、反響がすごいです!」 「それは良かった。 ロッドは短いしラインも太いベイトタックルなのに、スピニングの飛距離を超えましたからね〜」 「はい。 そこで……なんですが、シーバスタックルで100メートルを飛ばせますか?」 ムムッ!? ベイトタックルで100メートル。 大遠投をしたことがないのでどうだろう?確かにスポーツキャスティングの 世界では、重いウエイトを250メートルも飛ばす。 でも普通のプラグやワームはともかく、重いルアーは経験不足だ。 前回に行ったシーバスプラグの検証企画。 『NEWエクスセンスDC』の飛距離は、スピニングと同等かそれ以上だった。 ショアジギタックルであれば、楽にメタルジグを130メートルは投げる。 シーバスタックルでも恐らく100メートルは大丈夫。 ということは、確信はないもののその論法からいけばベイトのシーバスタックルでも100メートルを超せるはず。 そこで、編集部のオーダーを引き受けることにしたのであった。 当日の天候は晴れ。 翌日に気象台で発表されたテスト時間の平均風速は3. 6メートル。 風向きは北だが、現場は東西に伸びている。 多少のアジャストはしたとしても、完全に横から風を受ける形になる。 風は常に一定の方向に吹くわけではないので、できれば追い風に回り込んでほしいところ。 でもそれはあまり期待できそうもない。 まぁ、現場で感じられるのは「そよ風」くらいのもの。 できるだけ影響を受けないことを願う。 今回用意したタックルはあくまでシーバス用ということだが、ショアジギ用にも引けを取らない剛竿『エクスセンス B800H/R ビーストプラッガー』を準備。 リールはもちろんNEWエクスセンスDCで、ラインは『パワープロZ』の1. 先端には『エクスセンスリーダー』の25ポンドを結んだ。 そしてルアーは29と40グラムのメタルジグ。 このセッティングで100メートル超えを目指す。 ところで、釣り人がよく言う「何メートル飛んだ」は、飛距離でなくラインが出た量であったりする。 ラインが放物線を描き、その道のりを距離としてカウントしてしまう。 いわゆる「何色出た」というものだ。 もちろん今回もレーザー距離測定機を使って、ルアーまでの直線距離を測定する。 標高が高く気圧の低い場所やドーム内など乾燥している場所に比べると、今回のサーフというフィールドは飛ばしにくい。 しかしより実戦に近いシチュエーションなので、どういう結果であれ参考にしてもらえれば幸いだ。 遠投を意識してベイトタックルを使ったことはないので、まずは肩ならしの意味で軽く練習。 そもそも40グラムのメタルジグをベイトでフルキャストした経験はない。 正直、未体験の挑戦だ。 リールのセッティングはPEラインを使うときの「P」モード、ブレーキ力は最大の「8」でスタート。 海岸線にちょうど100メートル間隔で竹杭が立っているのでこれを目安に投げてみる。 事前の予想では、まるで届かないか、100メートルに届くようならあっさりクリアするかのどちらか。 使用したのは『コルトスナイパー TGピットブル』の40グラム。 多少の緊張とともに、第一投……。 結果は82メートル。 微妙な距離だが、なかなか難しいと感じたのは潜在意識があること。 バックラッシュのリスクで自然と脳がブレーキを掛けるのか、フルスイングしようとしているのに体がこわばってしまう。 実際はバックラッシュの危険性など微塵もないのだが、これまで投げたことがないルアーの重量感に自然と体が反応。 腕が縮こまってしてしまう。 そこで本番までに体を慣れさせるため、スイング速度を意識して少しずつ上げながらブレーキを弱めていく。 そして99・5メートルまで数字が伸びたところでいよいよ計測を開始。 体も温まったので、ブレーキは「3」で挑むことにする。 そして注目の第1投は、なんとあっさり100メートルを超し104メートル。 次も102メートル。 とりあえず当初の目標をクリアしたので、ここからは更なる高みを目指す。 更にブレーキを弱めていけば、110メートルも不可能ではない手応えを感じた。 さて問題は、自分の「能力」。 感覚としては110メートルを超せそうだが、まだ「脳」がブレーキを掛ける。 バックラッシュを恐れるあまり、どこか体がフルスイングを拒んでいる。 そこで、一度脳のリミッターを外すつもりでブレーキを「5」に上げた。 8段階あるエクスセンスDCのブレーキだが、この5から上だとスプールの回転中でもしっかり補正が入る。 フルスイングしてもバックラッシュはしないと、脳に安心感を植え付けるつもりだ。 バックラッシュの気配を微塵も感じさせずに出た距離は103メートル。 これまでで一番の速さでロッドを振れたはずだが、さすがにブレーキ「5」では飛距離が出ない。 つまりどこかで補正が入っているのだろう。 飛ばしの辺見……も新境地に!? テストで分かったロッドの条件 今回は初めてベイトタックルでの遠投力テストを行った。 普通に釣りをするのとは大きく違い、ただ飛距離を求めるキャスティングとなると私の技量ではまだまだ道具に追い付かない。 今後はベイトタックルのキャスティング技術を磨いていきたいし、それと同時にシチュエーションに応じたロッドの必要性も強く感じた。 というのも、今ここにあるのは技術の粋を集めた飛距離性能に勝るNEWエクスセンスDC。 このリールが存在している以上、そのポテンシャルを最大限に生かす各ジャンルのロッドがなくては始まらない。 飛距離と操作性、そして魚をあしらう能力。 これらを融合させたベストなセッティングを導くには、飛距離の限界を見極めずには語れない。 今回のトライで一つ分かったのは、それは軟らかいロッドではないということだ。 同じく『コルトスナイパー TGピットブル』の今度は29グラムを結び、ブレーキを「3」にして挑戦する。 すると第1投で100メートルジャスト。 ブレーキを「2」に下げると105メートル。 その勢いでブレーキ「1」まで下げると107メートルという結果。 1オンス程度でも優に100メートルを超し、オファーを無事クリアすることができた。 このポテンシャルに見合うロッドが生まれれば……! 実際に正しく飛距離を測ったことで、学んだことは多い。 まず前号でもお伝えした通り、「ベイト=飛ばない」という図式は完全に打ち砕かれた。 たとえスピニングでも、8フィートのロッドに1. 5号のラインでは100メートルを超すのは簡単ではない。 ライン径の影響をモロに受けるスピニングに比べて、ベイトは圧倒的に優位だ。 太いラインの使用を前提とするゲームでの遠投力は断トツで、例えばヒラスズキやショアジギといったゲームはベイトという選択を考えなくてはならない。 しかしながら、現段階では対応するロッドが存在しない。 だからこそこの先、新しいロッド作りが始まるかもしれないという予感を抱く。 今回使用したロッドも、スイング速度を上げていくとどうしてもリールを支える右手がグラついてしまった。 また、リアグリップの長さも微妙だ。 ロングキャストを求めた場合に、引き付けのパワーを生かし切れていない。 ただ「ルアーを飛ばす」ということに特化させるなら、グリップをセッティングし直すだけで120メートルは超せると確信した。 しっかりと振り切る ベイトタックルの最大のネックはバックラッシュ。 その恐怖があることで腕や体が自然と反応し、縮こまって距離が伸びない。 最新のベイトは実によく出来ている。 リールを信じて、ルアーを押し出すように強く振り抜こう。 垂らしは短め 今回は垂らしを70〜80センチとした。 垂らしを1メートル以上取ると、ルアーをリリースする手前でティップに大きな負担が掛かる。 するとリリース後はティップの急反転が起きてしまう。 これはまさにバックラッシュの要因で、ロッドがしなったあとの反動は要注意である。 そもそもルアーをリリースする際は、加速を一定に保ったまま放つことがバックラッシュを発生させないキモだ。 垂らしを長くすると、よほど硬いロッドでなければ速度管理が難しくなる。 エキスパートはロッドのしなりを使わず、遠心力を生かしたキャスティングをするのがその理由だ。 これは飛ぶには飛ぶが、釣り場での現実感はない。 今後のタックルの進化にもよるが、今のところ垂らしは短いほうがキャスティングの成功率は高いと見た。 射出角は高く なかなか難しいと感じたのは、ルアーの射出角度。 弾道が低くなりがちで、飛距離を稼げずに着地するケースが多かった。 特にメタルジグのような重いものを投げるときは、極力高めの射出を心掛けたい。 意識としては45度よりやや上を狙うくらいがベストだ。

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