ゼルダ の 伝説 ブレス オブザ ワイルド 英傑 たち の 詩。 【ゼルダBotW】DLC第2弾 「英傑ダルケルの詩」の攻略情報まとめ【ブレスオブザワイルド】

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 英傑たちの詩」レビュー

ゼルダ の 伝説 ブレス オブザ ワイルド 英傑 たち の 詩

BotW第2弾のDLC「英傑たちの詩」は良い意味でも悪い意味でも、そういった任天堂の頑固さを体現しているようなゲームだ。 そこに盛り込まれたクエストの一部には本編をも超える凄みがあるが、本編や第一弾のDLC「試練の覇者」で批判された部分をしつこく繰り返している。 カットシーンが絵的に綺麗だったり、そこで綴られるエピソードが少し微笑ましかったりしても、所詮はおまけ程度。 「英傑たちの詩」のメインとなるクエストは四神獣をすべてクリアしている必要があるため、クリア後の裏クエストと見ても良いだろう。 その目的は100年前の英傑たちについて知ることだが、悪いことは言わないからストーリーに期待するのはやめておこう。 本編がそうであったように、「英傑たちの詩」もゲームプレイ中心の体験であり、クエストを攻略する過程でアンロックされるカットシーンが絵的に綺麗だったり、そこで綴られるエピソードが少し微笑ましかったりしても、所詮はおまけ程度としての認識にとどめておかないと後悔する。 このクエストの内容は、16個所の新たな試練の祠、それから神獣とだいたい同じボリュームと構造の本格的なダンジョン、それからそれらを目指す「過程」から成る。 クエストの冒頭で、リンクはすべての敵を一撃で倒せるという「一撃の剣」を手渡され、これを使って4個所にいるザコ敵を全滅させなければならない。 どうということはないように思われるのかもしれないが、実はこの武器を装備しているとリンクも一発を喰らうだけで即死する。 「試練の覇者」における剣の試練と同じように、もう一度己の弱さを思い知ることとなるだろう。 体力がありあまり、幅広い武器や盾のアレンジが揃っているプレイヤーは、このクエストを攻略していると初心に帰って慎重にならなければならず、ハイラルの掟を思い出しながらプレイする必要に迫られる。 1個所の敵を絶滅させるとその付近に祠が出現し、いざ謎解きが始まる。 リンクは祠の中でも棘床に炎を飛ばすからくりといった障害物と接触するだけで死んでしまい、パズルはリンクのその弱さを念頭においてデザインされていることがわかる。 シンプルな調整でゲームの流れを根本的に変える仕組みは、いかにもBotWのミニマリスティックなアプローチらしいといえる。 だが、ひとつ問題がある。 一撃を喰らうだけでやられてしまうとなると、プレイヤーは当然たくさん死ぬことになる。 なんなら「死にゲー」に変貌すると言ってしまってもいい。 本編ではそこまで頻繁に死なないのであまり気にならなかったが、BotWのゲームオーバー画面から復活までは10秒以上かかってしまう。 初代「ダークソウル」の経験者なら、死にゲーにおけるゲームオーバー後のロードがいかに重要かは説明するまでもないだろう。 死ぬ頻度が劇的に上昇するゲームデザインに伴い、ここはなんらかの調整が望ましかった。 「一撃の剣」を装備した状態で攻略する4つの試練を乗り越えると、また新たな試練が始まる。 これは4セットからなっており、それぞれ3つの祠から形成されている。 ここでリンクは通常の体力を取り戻しており、そこはもう一撃必殺の世界ではない。 だが、その分、ここの試練はプレイヤーの思考能力とBotWのゲームメカニクスに関する知識を徹底的に試し、本編のほとんどの祠よりも高い難易度の謎解きが楽しめる。 ダンジョンを動かすことによって発動する効果がよりわかりやすくなっているが、その応用がより複雑になっている。 全部クリアした頃には6,7時間くらいは経っているはずだ。 しかし、「英傑たちの詩」のメインのご馳走はまだこれからだ。 最後に待っているダンジョンはマップからその全体を動かすことで謎を解明していくという神獣たちの構造に忠実なものとなっている。 ダンジョンを動かすことによって発動する効果がよりわかりやすくなっているが、その応用がより複雑になっているという秀逸なデザインはべた褒めに相応しい。 まだ「トワイライトプリンセス」に「神々のトライフォース2」といった過去作のアイテムありきのダンジョンほどの凄みは感じなかったが、確実に近づいてはいる。 一通りメインクエストの流れを書いてみるといいことずくめのようだが、実は一部の問題点を端折って書いている。 BotW本編の少ない批判点のひとつとしてはモーションコントロールによる謎解きが指摘されていた。 モーションコントロールそのものの良し悪しはさておき、BotWにおけるそれはからくりを遠隔から操作するケースが大半だ。 コントローラーをからくりのように仕立てて動かしていくのだが、時には裏返しにしなければならなかったり、極端に斜めに傾けたりしなければならず、フラストレーションが伴う。 携帯モードでプレイしているときは特に問題で、Joy-Conが付着した本体を傾けたりすると画面で何が起きているのか見えなくなってしまう。 本編ではこの操作を要求されることはそれほど頻繁ではなく、大きな欠点とまではいかなかった。 しかし、「英傑たちの詩」に追加された16の祠の半分近くでは何らかの形でこの操作を要求される。 筆者は電車の中で何度もSwitchを逆さまにして下から画面をなんとか覗こうとしなければならなかった。 さぞ怪しい外国人と思われたに違いないが、これも任天堂が頑固であるゆえ仕方ないのだ。 「試練の覇者」で批判された大きなポイントも「英傑たちの詩」に引き継がれている。 両DLCにはクエストの他、シリーズの過去作にちなんだ装備品も収録されている。 これらはすぐに手に入るのではなく、ハイラルの膨大なフィールドでヒントを手に探しに行かなければならない。 ヒントはわかりやすく、だいたいすぐにどこにあるかがわかるので、到着していつものようにマグネキャッチでスキャンして終わり、という流れである。 その退屈さが前DLCから指摘されていたのにも関わらず、任天堂は装備品の入手過程をまったく変えていない。 まったく、頑固なんだから。 いや、頑固を通り越している。 「英傑たちの詩」のメインクエストにまで同様の物探しが盛り込まれているからだ。 3つの試練の祠が4セットで与えられるクエストでは、その1つ1つも同じくしてヒントを手に探しに行かされる。 たどり着いたら、あまり面白いとはいえないチャレンジが待っていて、クリアするとやっと祠が出現する。 そのセットの3つの祠をクリアすると本編のボスを指定された装備品で倒さなければならず、これも悪い言い方をすればコンテンツの焼き直しだ。 任天堂は無理に「英傑たちの詩」のプレイ時間を引き延ばそうとしていたように思えてならない。 祠たちとダンジョンで十分なボリュームがあるので本来その必要はまったくないのに。 任天堂は我々のやりこみ度を少し甘く見ている。 BotWの秀逸な世界づくりの秘訣となっているのは、様々なランドマークが自然とプレイヤーを誘導するようにできている点だ。 本来であればこの世界で何かを探すのはとても楽しい。 ついつい寄り道をしては新しい発見で報われ、しまいには本来の目的さえも忘れてしまうほど魅力に詰まった世界なのだ。 しかし、任天堂が十分に理解していないのは「英傑たちの詩」をプレイしている我々の大半がすでに何十時間、場合によっては何百時間もこの世界を放浪している人たちであるという点だ。 いくら素敵なBotWでも、我々はもうその世界の秘密を熟知してしまっているのだ。 クリア前であれば探す過程も楽しかったはずだが、今となってはできるだけ早くご馳走にたどり着けるようにしてもらいたいのが本望だ。 四神獣が攻略済みであるという条件付きのクエストなのだから、新しくハイラルにやってきた人にもその魅力を伝えたいという言い訳も成立しない。 祠やダンジョンに隠されたアイテムからしても、任天堂が我々のやりこみ度を少し甘く見ていることがわかる。 よく隠してある宝箱の中身でも、その大半は今となってほとんど価値のなくなった武器や、有り余るほど持っている素材といったガラクタばかりなのだ。 「英傑たちの詩」は評価に困るDLCだ。 無視のできない欠点を確実に抱えてはいるが、美味しい部分は本編以上に秀逸だ。 最後のダンジョンの奥に潜むボスはその思いもよらない設定からダイナミックなゲームプレイまで素晴らしく、BotW一番のボスバトルだ。 倒したリワードとして与えられる「マスターバイク零式」はハイラルをもう一度探索しつくしたくなるほどのゲームチェンジャーだ。 馬より少し早い程度の乗り物などと甘く見てはいけないのだ。 このバイクでは馬が超えられない面積も自由に突破でき、崖から飛び降りるのも思いのままだ。 操作はスムーズで、Lボタンでジャンプしたり前輪を浮かす芸当を披露したりもできる。 バイクに乗っていると、ハイラルはド派手なスタントを決めるGTAライクな遊び場となる。 幸い、何をしても警察は追ってこない。 新しい試練の祠とダンジョンはより高難易度で様々な能力を試される• 思いもよらないラスボス• マスターバイク零式 短所• 頻繁に死ぬ場面での長いロード時間• 物探しはもう飽きた• モーションコントロールも飽きた 総評 シーズンパスは2500円、第2弾のDLCがその半分に相当すると考えれば1250円。 この値段で16個所の試練の祠と本格的なダンジョンが与えられる。 ダンジョンを祠の4個分と軽く見積もれば祠一箇所につき約60円ということになる。 ゲーム業界最高峰のパズルにしてはもったいないくらいに安い。 お金以上に、それらにたどり着くまでの旅が少々長すぎるのはネックだが。

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【ゼルダBotW】DLC第2弾「英傑たちの詩」全コンテンツ攻略情報総まとめ【ブレスオブザワイルド】

ゼルダ の 伝説 ブレス オブザ ワイルド 英傑 たち の 詩

チャレンジ詳細 依頼主:ゼルダ ゼルダはハイラル王国の姫で、100年の間ずっと厄災ガノンを封じています。 試練:一撃の試練 四体の神獣を鎮めるとゼルダの声が頭に響き、回生の祠に行くよう言われます。 最初の端末にシーカーストーンをセットすると「神獣繰りの試練」が起動し、マップに討伐に赴く場所が示されます。 虚空から現れた「 一撃の剣」を手に取ると、導師の声が響き試練が始まります。 私は 導師ミィズ・キョシア 神獣を繰らんとする者よ まずは 大いなる覚悟を… それは 一撃で相手を倒す剣… 持つ側もまた 一撃で倒される表裏一体の刃 効果は 一定の時間内に2度限り… 刀身が光っている間のみ 時間が経てば 剣は光と共に 効果を取り戻さん 始まりの台地に示された 四つの場所で… 魔物を全て討伐し 其方の力を示すのだ 力不足を悟らば この大地から出よ 剣はこの場に戻り 試練は終わる… 最初の試練中の特別ルール:• 武器は「一撃の剣」のみ(変更不可)• 英傑の加護は使えない• 始まりの台地の外に出ると試練は中断• 拠点の魔物を全滅させると、近くに試練の祠が出現 拠点 魔物 出現する祠 1• ボコブリン x3• 青ボコブリン x3• 黒ボコブリン x1• 白銀ボコブリン x1 2• リザルフォス x5• 黒リザルフォス x3 3• ボコブリン x2• 青ボコブリン(騎乗) x2• リザルフォス x3• 火吹きリザルフォス x2• 黒モリブリン x1 4• 雹吐きリザルフォス x2• 黒モリブリン x3• 白銀モリブリン x1• フリーズウィズローブ x1 拠点の魔物討伐のヒント• 武器は「一撃の剣」しか使えないが、弓矢やアイテムの使用制限はない。 防具の「ムジュラの仮面」を装備すると、魔物に気付かれることなく拠点に近付ける。 拠点1では倒す必要のないキースの大群が襲ってくる。 ビタロックでキース1匹の動きを止めると、群れが逃げていくという性質を使うと戦わずに済む。 拠点2にはハチの巣があるので近付かないように。 また朽ちたガーディアンが1体いるので、ビームを打ち始める前に倒してしまうとよい。 拠点3の火吹きリザルフォスは「氷の矢」を使えば一撃で倒せる。 拠点4は寒冷地にあるので、寒さガードが必須。 雪玉が転がり落ちてくることもあるので要注意。 拠点4周辺には倒す必要のないアイスチュチュやアイスキースが出現する。 拠点4の雹吐きリザルフォスとフリーズウィズローブは「炎の矢」を使えば一撃で倒せる。 試練:英傑たちの試練 始まりの台地に出現した荒なた試練の祠をすべてクリアすると、一撃の剣が四散します。 各地に散っていった先には石碑が出現していて、それらに近付くと四英傑が挑戦したとされる試練に挑めるメインチャレンジが発生します。 メインチャレンジ「」• メインチャレンジ「」• メインチャレンジ「」• メインチャレンジ「」 最終試練:試練の迷宮 上記の4人の英傑のメインチャレンジをすべてクリアすると、再び導師の声が頭に響きます。 我は 導師ミィズ・キョシア… よくぞ ここまでの試練を克服した 回生の祠に今 最後の試練への扉が開かれた 其方よ 向かうがよい 指示通り回生の祠に入ると 神獣を繰らんとする者よ… よくぞ この始まりの場所に戻った これまでの試練を克服せし其方に 最後の試練を与えよう シーカーストーンを 始めに手に入れし端末に戻せ… さすれば 最後の道は開かれん… シーカーストーンを端末にセットすると扉が閉まり、部屋ごと降下します。 扉が開いた先にはが広がっています。 報酬:マスターバイク零式 試練の迷宮をクリアすると「 」を授かります。 マスターバイク零式: 素材をタンクに入れる事で エネルギーに換えて走る事ができる 自由に呼び出す事ができるが 一部の地域には対応していない 地上に戻ってきたリンクはカッシーワからついに完成した「 英傑たちの詩」を聴くことができます。 そして「 英傑たちの写し絵」がもらえます。 冒険手帳の記録 初期段階 ゼルダの声が聞こえてきた 四体の神獣を鎮めた今なら 回生の祠で 秘められた新たなる力が手に入れられるという 回生の祠に向かい 最初の端末にシーカーストーンを戻そう 途中段階 回生の祠で端末にシーカーストーンを戻すと 虚空から 不思議な剣が現れた この剣を使い 始まりの台地の4か所で 魔物を討伐しなければならない 剣を手に取れば 試練が始まるようだ 一撃の剣は その名の通り一撃で相手を倒せるが 剣を持つ者も一撃で倒される状態になるようだ 始まりの台地のマップに示された場所で 魔物を討伐しよう 試練をやめたいときは 始まりの台地を出れば 剣が手元から離れ 回生の祠に戻るらしい まだ討伐していない 魔物の拠点は4つだ 一撃の剣は その名の通り一撃で相手を倒せるが 剣を持つ者も一撃で倒される状態になるようだ 始まりの台地のマップに示された場所で 魔物を討伐しよう 試練をやめたいときは 始まりの台地を出れば 剣が手元から離れ 回生の祠に戻るらしい まだ討伐していない 魔物の拠点は3つだ 出現した祠を克服しよう 一撃の剣は その名の通り一撃で相手を倒せるが 剣を持つ者も一撃で倒される状態になるようだ 始まりの台地のマップに示された場所で 魔物を討伐しよう 試練をやめたいときは 始まりの台地を出れば 剣が手元から離れ 回生の祠に戻るらしい まだ討伐していない 魔物の拠点は2つだ 出現した祠を克服しよう 一撃の剣は その名の通り一撃で相手を倒せるが 剣を持つ者も一撃で倒される状態になるようだ 始まりの台地のマップに示された場所で 魔物を討伐しよう 試練をやめたいときは 始まりの台地を出れば 剣が手元から離れ 回生の祠に戻るらしい まだ討伐していない 魔物の拠点は1つだ 出現した祠を克服しよう 一撃の剣は その名の通り一撃で相手を倒せるが 剣を持つ者も一撃で倒される状態になるようだ 始まりの台地のマップに示された場所で 魔物を討伐しよう 試練をやめたいときは 始まりの台地を出れば 剣が手元から離れ 回生の祠に戻るらしい 魔物の拠点を全て討伐した 出現した祠を克服しよう 始まりの台地での試練を克服した! 最後の祠から外に出ると 一撃の剣が 4つの光に分かれ ハイラル各地に散っていった 今回の試練には まだ続きがあるようだ 一体 どんな試練が待っているのだろうか マップに示された場所に向かおう 残るは4か所だ 記憶の中の強敵 カースガノンを倒し 4つの石碑が示す試練を全て克服した! だが この試練はまだ終わりでは無いようだ 回生の祠に 最後の試練への扉が開かれたらしい もう一度 回生の祠に向かおう 回生の祠の端末にシーカーストーンを戻すと 部屋が大きく揺れ 下降していった! この祠自体が 試練の為のカラクリだったようだ 地下へ降りていくと 巨大な空間が広がっていた この迷宮を突破しよう 試練の迷宮の最深部に辿り着いた! 導師ミィズ・キョシアに試練を終えたことを 伝えようとしたとき 彼自身が立ち上がり 最後の試練が始まった! 導師ミィズ・キョシアと戦い 神獣を繰る者に 相応しい力を示そう 終了 導師ミィズ・キョシアに力を示し 神獣繰りの試練を全て克服した! 導師から授かったマスターバイク零式は アイテムから使うことが出来る 外に出ると 吟遊詩人のカッシーワが 完成した英傑たちの詩を聴かせてくれた その詩は 英傑に任命された日のことを 思い出させた.

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【ほこらチャレンジ】「英傑祭の詩」攻略

ゼルダ の 伝説 ブレス オブザ ワイルド 英傑 たち の 詩

BotW第2弾のDLC「英傑たちの詩」は良い意味でも悪い意味でも、そういった任天堂の頑固さを体現しているようなゲームだ。 そこに盛り込まれたクエストの一部には本編をも超える凄みがあるが、本編や第一弾のDLC「試練の覇者」で批判された部分をしつこく繰り返している。 カットシーンが絵的に綺麗だったり、そこで綴られるエピソードが少し微笑ましかったりしても、所詮はおまけ程度。 「英傑たちの詩」のメインとなるクエストは四神獣をすべてクリアしている必要があるため、クリア後の裏クエストと見ても良いだろう。 その目的は100年前の英傑たちについて知ることだが、悪いことは言わないからストーリーに期待するのはやめておこう。 本編がそうであったように、「英傑たちの詩」もゲームプレイ中心の体験であり、クエストを攻略する過程でアンロックされるカットシーンが絵的に綺麗だったり、そこで綴られるエピソードが少し微笑ましかったりしても、所詮はおまけ程度としての認識にとどめておかないと後悔する。 このクエストの内容は、16個所の新たな試練の祠、それから神獣とだいたい同じボリュームと構造の本格的なダンジョン、それからそれらを目指す「過程」から成る。 クエストの冒頭で、リンクはすべての敵を一撃で倒せるという「一撃の剣」を手渡され、これを使って4個所にいるザコ敵を全滅させなければならない。 どうということはないように思われるのかもしれないが、実はこの武器を装備しているとリンクも一発を喰らうだけで即死する。 「試練の覇者」における剣の試練と同じように、もう一度己の弱さを思い知ることとなるだろう。 体力がありあまり、幅広い武器や盾のアレンジが揃っているプレイヤーは、このクエストを攻略していると初心に帰って慎重にならなければならず、ハイラルの掟を思い出しながらプレイする必要に迫られる。 1個所の敵を絶滅させるとその付近に祠が出現し、いざ謎解きが始まる。 リンクは祠の中でも棘床に炎を飛ばすからくりといった障害物と接触するだけで死んでしまい、パズルはリンクのその弱さを念頭においてデザインされていることがわかる。 シンプルな調整でゲームの流れを根本的に変える仕組みは、いかにもBotWのミニマリスティックなアプローチらしいといえる。 だが、ひとつ問題がある。 一撃を喰らうだけでやられてしまうとなると、プレイヤーは当然たくさん死ぬことになる。 なんなら「死にゲー」に変貌すると言ってしまってもいい。 本編ではそこまで頻繁に死なないのであまり気にならなかったが、BotWのゲームオーバー画面から復活までは10秒以上かかってしまう。 初代「ダークソウル」の経験者なら、死にゲーにおけるゲームオーバー後のロードがいかに重要かは説明するまでもないだろう。 死ぬ頻度が劇的に上昇するゲームデザインに伴い、ここはなんらかの調整が望ましかった。 「一撃の剣」を装備した状態で攻略する4つの試練を乗り越えると、また新たな試練が始まる。 これは4セットからなっており、それぞれ3つの祠から形成されている。 ここでリンクは通常の体力を取り戻しており、そこはもう一撃必殺の世界ではない。 だが、その分、ここの試練はプレイヤーの思考能力とBotWのゲームメカニクスに関する知識を徹底的に試し、本編のほとんどの祠よりも高い難易度の謎解きが楽しめる。 ダンジョンを動かすことによって発動する効果がよりわかりやすくなっているが、その応用がより複雑になっている。 全部クリアした頃には6,7時間くらいは経っているはずだ。 しかし、「英傑たちの詩」のメインのご馳走はまだこれからだ。 最後に待っているダンジョンはマップからその全体を動かすことで謎を解明していくという神獣たちの構造に忠実なものとなっている。 ダンジョンを動かすことによって発動する効果がよりわかりやすくなっているが、その応用がより複雑になっているという秀逸なデザインはべた褒めに相応しい。 まだ「トワイライトプリンセス」に「神々のトライフォース2」といった過去作のアイテムありきのダンジョンほどの凄みは感じなかったが、確実に近づいてはいる。 一通りメインクエストの流れを書いてみるといいことずくめのようだが、実は一部の問題点を端折って書いている。 BotW本編の少ない批判点のひとつとしてはモーションコントロールによる謎解きが指摘されていた。 モーションコントロールそのものの良し悪しはさておき、BotWにおけるそれはからくりを遠隔から操作するケースが大半だ。 コントローラーをからくりのように仕立てて動かしていくのだが、時には裏返しにしなければならなかったり、極端に斜めに傾けたりしなければならず、フラストレーションが伴う。 携帯モードでプレイしているときは特に問題で、Joy-Conが付着した本体を傾けたりすると画面で何が起きているのか見えなくなってしまう。 本編ではこの操作を要求されることはそれほど頻繁ではなく、大きな欠点とまではいかなかった。 しかし、「英傑たちの詩」に追加された16の祠の半分近くでは何らかの形でこの操作を要求される。 筆者は電車の中で何度もSwitchを逆さまにして下から画面をなんとか覗こうとしなければならなかった。 さぞ怪しい外国人と思われたに違いないが、これも任天堂が頑固であるゆえ仕方ないのだ。 「試練の覇者」で批判された大きなポイントも「英傑たちの詩」に引き継がれている。 両DLCにはクエストの他、シリーズの過去作にちなんだ装備品も収録されている。 これらはすぐに手に入るのではなく、ハイラルの膨大なフィールドでヒントを手に探しに行かなければならない。 ヒントはわかりやすく、だいたいすぐにどこにあるかがわかるので、到着していつものようにマグネキャッチでスキャンして終わり、という流れである。 その退屈さが前DLCから指摘されていたのにも関わらず、任天堂は装備品の入手過程をまったく変えていない。 まったく、頑固なんだから。 いや、頑固を通り越している。 「英傑たちの詩」のメインクエストにまで同様の物探しが盛り込まれているからだ。 3つの試練の祠が4セットで与えられるクエストでは、その1つ1つも同じくしてヒントを手に探しに行かされる。 たどり着いたら、あまり面白いとはいえないチャレンジが待っていて、クリアするとやっと祠が出現する。 そのセットの3つの祠をクリアすると本編のボスを指定された装備品で倒さなければならず、これも悪い言い方をすればコンテンツの焼き直しだ。 任天堂は無理に「英傑たちの詩」のプレイ時間を引き延ばそうとしていたように思えてならない。 祠たちとダンジョンで十分なボリュームがあるので本来その必要はまったくないのに。 任天堂は我々のやりこみ度を少し甘く見ている。 BotWの秀逸な世界づくりの秘訣となっているのは、様々なランドマークが自然とプレイヤーを誘導するようにできている点だ。 本来であればこの世界で何かを探すのはとても楽しい。 ついつい寄り道をしては新しい発見で報われ、しまいには本来の目的さえも忘れてしまうほど魅力に詰まった世界なのだ。 しかし、任天堂が十分に理解していないのは「英傑たちの詩」をプレイしている我々の大半がすでに何十時間、場合によっては何百時間もこの世界を放浪している人たちであるという点だ。 いくら素敵なBotWでも、我々はもうその世界の秘密を熟知してしまっているのだ。 クリア前であれば探す過程も楽しかったはずだが、今となってはできるだけ早くご馳走にたどり着けるようにしてもらいたいのが本望だ。 四神獣が攻略済みであるという条件付きのクエストなのだから、新しくハイラルにやってきた人にもその魅力を伝えたいという言い訳も成立しない。 祠やダンジョンに隠されたアイテムからしても、任天堂が我々のやりこみ度を少し甘く見ていることがわかる。 よく隠してある宝箱の中身でも、その大半は今となってほとんど価値のなくなった武器や、有り余るほど持っている素材といったガラクタばかりなのだ。 「英傑たちの詩」は評価に困るDLCだ。 無視のできない欠点を確実に抱えてはいるが、美味しい部分は本編以上に秀逸だ。 最後のダンジョンの奥に潜むボスはその思いもよらない設定からダイナミックなゲームプレイまで素晴らしく、BotW一番のボスバトルだ。 倒したリワードとして与えられる「マスターバイク零式」はハイラルをもう一度探索しつくしたくなるほどのゲームチェンジャーだ。 馬より少し早い程度の乗り物などと甘く見てはいけないのだ。 このバイクでは馬が超えられない面積も自由に突破でき、崖から飛び降りるのも思いのままだ。 操作はスムーズで、Lボタンでジャンプしたり前輪を浮かす芸当を披露したりもできる。 バイクに乗っていると、ハイラルはド派手なスタントを決めるGTAライクな遊び場となる。 幸い、何をしても警察は追ってこない。 新しい試練の祠とダンジョンはより高難易度で様々な能力を試される• 思いもよらないラスボス• マスターバイク零式 短所• 頻繁に死ぬ場面での長いロード時間• 物探しはもう飽きた• モーションコントロールも飽きた 総評 シーズンパスは2500円、第2弾のDLCがその半分に相当すると考えれば1250円。 この値段で16個所の試練の祠と本格的なダンジョンが与えられる。 ダンジョンを祠の4個分と軽く見積もれば祠一箇所につき約60円ということになる。 ゲーム業界最高峰のパズルにしてはもったいないくらいに安い。 お金以上に、それらにたどり着くまでの旅が少々長すぎるのはネックだが。

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