五反田 旅館。 積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口(伊藤 博敏)

五反田に残る怪奇の旅館「海喜館」

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ニセの登記書類に騙された この詐欺事件の経緯をたどってみよう。 舞台となったのは、東京・西五反田の「海喜館」という旅館。 古風な佇まいから「怪奇館」とも呼ばれている旅館だ。 すでに営業はしていないが、その建物は現在も手付かずで残っている。 JR五反田駅から徒歩約5分の目黒川沿いという、ロケーションのよい一等地に、これだけまとまった土地はなかなか残っていない。 不動産会社にとっては「垂涎の的」の物件だ。 詐欺の対象となった土地は、約600坪(約2000平方メートル)。 その土地に動きが現れたのは、2017年4月24日。 「IKUTA HOLDINGS」(代表・近藤久美)という会社が登記簿上で「売買予約」の仮登記を行った。 そして、同日に積水ハウスは、その移転請求権の仮登記を行っている。 つまり、この4月24日に事実上の契約が交わされたことになる。 この時点で積水ハウスは手付金を支払っているようだ。 購入資金の決済日は6月1日。 同日、積水ハウスは購入代金70億円のうち63億円を支払っている。 直ちに、積水ハウスは所有権移転の登記を申請するが、6月9日に所有者側の提出書類に真正でないものが含まれていたことで、登記申請が却下される。 慌てた積水ハウスはすぐにIKUTA HOLDINGSなど関係者に連絡を試みるが、すでに連絡は取れず、所在は不明となっていた。 さらに6月24日には、積水ハウスが購入したはずの土地が2人の人間に相続登記されていることが判明。 積水ハウスは、不動産詐欺にあったことが確実となった。 「63億円」は戻ってこない 「IKUTA HOLDINGS」のような存在は、「地面師」と呼ばれる。 他人の土地や建物を利用して、持ち主の知らないうちに本人になりすまして不動産を勝手に転売して代金をだまし取ったり、担保に入れて金を借りたりする。 積水ハウスが土地を購入したIKUTA HOLDINGSは、「海喜館」の本来の所有者と積水ハウスの売買を仲介する役割を装った。 もちろん、「海喜館」の所有者とは一切関係がなく、取引すらなかった。 IKUTA HOLDINGSは偽造書類などにより、積水ハウスに「海喜館」を売り、まんまと63億円を騙し取ったということだ。 さらに、IKUTA HOLDINGSは、登記簿上の本店を永田町としており、その場所は元衆議院議員の小林興起氏の事務所となっている。 ただし、小林事務所はIKUTA HOLDINGSとの関係を否定している。 表札一つあるわけではなく、実態の乏しいペーパーカンパニーのようなのだ。 積水ハウスでは、「何らかの犯罪に巻き込まれた可能性が高いと判断し、直ちに顧問弁護士によるチーム体制を組織のうえ、捜査機関に対して被害の申し入れを行った」。 同社では、「捜査上の機密保持のため、これ以上の詳細の開示は差し控える」として、捜査の行方を見守る姿勢だ。 被害額も確定していなことから、同社では今のところ、この事件関連での損失計上は見送っている。 2018年1月期の業績予想も修正していない。 関係者は、「事件の全貌がわかり、被害額が確定しないと経理面でも経営面でも何もできない」とコメント。 そのうえで、「今後は不動産取引ルールの再点検を実施し、再発防止に努めていく」としている。 一方、警察関係者は、「事件関係者の面はほとんど割れている(人物の特定はできている)。 事件の全容解明もそれほど先のことではないだろう。 しかし、金が戻ってくる可能性は小さいだろう」という。 不動産のプロである大手不動産会社が被害者という非常にめずらしくもあり、お粗末な詐欺事件。 事件の全容解明が待たれる。 (鷲尾香一).

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【地面師】大都会東京の死角!五反田の謎旅館「海喜館」を語る【63億円被害】

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この記事の目次• お土産におすすめ!五反田で人気の洋菓子 五反田には、お土産にぴったりな話題のスイーツが目白押しです。 はじめに、五反田で人気の洋菓子をご紹介します。 LES CACAOS レ・カカオ 「ボンボンショコラ」 「LES CACAOS レ・カカオ 」は、カカオ豆の選別から焙煎、チョコレート作りまで一貫して行うBean to Bar ビーントゥバー のチョコレート専門店です。 オーナーシェフの黒木氏は、フランス・パリのパティスリーやショコラトリーで勤務した後、ピエール・マルコリーニのシェフ・パティシエを経て、レ・カカオをオープン。 「ボンボンショコラ」は、厳選されたこだわりのカカオ豆を使用し、いつまでも眺めていたくなるほど美しく、繊細な大人の味わいに仕上げた逸品。 ル・パティシエ・クニヒロ 「ケーキ各種」 「ル・パティシエ・クニヒロ」は、東京小平市に創業し、都内に3店舗をかまえる洋菓子店です。 2代目シェフの村本氏は、都内の有名洋菓子店で修行後、2012年にフジテレビで行われた「日本一決定戦 ONE PEAK ワンピーク パティシエ選手権」で見事、準優勝に輝いた実力派のパティシエ。 店内には、準優勝作品の「JAPAN」のほか、季節のフルーツをふんだんに使用したプチガトーや手土産に喜ばれる焼菓子など、オリジナリティー溢れるスイーツが豊富に並んでいます。 手土産はもちろん、ちょっとしたギフトにぴったりのものが見つかるはす! 取扱店 五反田店 東京都品川区東五反田2-1-2 レミィ五反田2F 電話 五反田店 03-6277-0528 営業時間 五反田店 10:00~21:00 不定休 レミィ五反田に準ずる 商品 ケーキ各種 HP 3. 成城石井 「自家製プレミアムチーズケーキ」 「自家製プレミアムチーズケーキ」は、クリームチーズを贅沢に使用した三層仕立てのオリジナルチーズケーキ。 スポンジ生地の上に、濃厚チーズ、小麦粉・バター・砂糖などを混ぜてそぼろ状にしたシュトロイゼルをトッピングして仕上げています。 濃厚チーズの中には、アーモンドローストとレーズンを加えて、味にアクセントをプラス。 成城石井のスイーツの中でも、No. 1の人気を誇る商品です。 五反田店は、JR五反田駅改札を出てすぐのところにあるので、時間がない時にもサッと買えて便利ですね。 取扱店 アトレヴィ五反田店 東京都品川区東五反田1-26-14 アトレヴィ五反田1F 電話 アトレヴィ五反田店 03-5759-6750 営業時間 アトレヴィ五反田店 平日 7:00~23:00 土日祝日 9:00~22:00 商品 自家製プレミアムチーズケーキ: 税込 854円 1本 HP お土産の定番! 五反田で人気の和菓子 次に、五反田で人気の和菓子をご紹介します。 五反田には、お土産の定番として喜ばれる和菓子が盛りだくさんです。 ダ・カーポ 「たい焼き」 「ダ・カーポ」は、レコードと雑貨のお店として東五反田にオープン。 雑貨店のかたわら、たい焼きを販売し始めたところ、美味しいと評判になり、現在では、たい焼きカフェに。 小豆餡が入った定番のたい焼きから、甘いものが苦手な方のために、甘くない鯛焼きもあり、リピーターの多いお店です。 「たい焼き」は、もっちり生地の中に、北海道十勝産の小豆で炊いた特製の粒あんがたっぷり詰まっています。 普通のたい焼きと違う点は、「ダ・カーポ」のたい焼きは、しっぽに梅が仕込んであること。 一見ミスマッチなあんこと梅が合う!と大人気です。 取扱店 ダ・カーポ 東京都品川区東五反田1-3-10 明河ビル1F 電話 ダ・カーポ 03-3440-5708 営業時間 ダ・カーポ 12:00~19:00 日曜祝日定休 商品 たい焼き: 税込 180円 1個 HP.

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五反田駅周辺のホテル・旅館

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100億円にも達する物件が… 大手住宅メーカー「積水ハウス」が、8月2日、驚愕の発表を行った。 70億円の土地取引において事件が発生、捜査当局に刑事告訴するという(支払い済みは63億円)。 東京・五反田の一等地約600坪に発生した地面師事件である。 以下に詳述しよう。 ここでは、添付コピーのように所有権者の知らない間に、本人確認用の印鑑登録証明証、パスポートなどが偽造され、それを利用した「成りすまし犯」が手付金を受け取っていた。 典型的な地面師事件だが、この種の犯罪の難しさは、なにがしかの報酬を受け取った成りすまし犯以外は、すべて「善意の第三者」を装うことができること。 話を持ってきたブローカー、仲介業者、不動産業者、購入者(社)、間に入る司法書士や弁護士などが、「私も騙された」という。 そうなると、どこまでが地面師グループかわからない。 確実なのは成りすまし犯だけ。 この事件では、偽造印鑑登録証明書と偽造パスポートを持ち、取引の場に現れ、所有権者のSさん(73)に成りすました女が犯人である。 過去にもこの種の事件に関係したことがあるということで、事情通の不動産関係者の間で「池袋のK」と呼ばれている。 海喜館 山手線徒歩3分という絶好地に、約600坪が「一団の土地」としてまとまっており、不動産業界ではかねて注目の案件だった。 所有権者はSさんである。 不動産登記簿謄本によれば、昭和35年12月の相続。 抵当関係を示す乙区には何も記載されておらず「まっさらな土地」で、権利関係が複雑でない分、「Sさんの承諾さえあればこの土地が手に入る」ということで、多くの業者が群がった。 しかし、「私は、売るつもりはありませんから!」と、Sさんはビシッと断り、板長と仲居を置き、営業を続けてきたという。 体調不良を理由に、東京都環境衛生協会に「会員を辞めます」と連絡してきたのは、4~5年前のことである。 謄本が移動するのは、今年4月24日のこと。 売買予約で千代田区永田町のIKUTAホールディングスに移り、同日、大阪市北区に本社を持つ積水ハウスに売買予約はさらに移っている。 IKUTA社は窓口で、購入するのは積水ハウスということになる。 坪単価は1000万円以上、「一団の土地」であることと、東京五輪を見越した都心一等地の値上がりで100億円にも達する物件の売買が成立目前だった。 ところが、売買は成立しなかった。 2ヵ月後の6月24日、「相続」を原因に都内大田区の2人の男性が所有権を移転。 Sさんが亡くなったということだろう。 7月4日に登記している。 2人の男性はSさんの実弟だとされるが、売買予約がついた土地の所有権が、なぜ移転できたのか。 「要は、トラブル案件であることを登記所が認めたということ。 2人の男性の訴えを認めて相続登記したということは、売買予約で所有権移転の仮登記を打った2社の申請が、正規のものかどうかを確認するということでしょう。 今後、訴訟になるのは避けられません」(不動産業界事情通) となると、「売買予約」は無効。 カネを支払った積水ハウスは、Sさんの成りすまし女とそのグループに騙されたことになる。

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