パレスチナ 料理。 パレスチナ料理マクルベ|夏野菜とスパイスで作る異国の郷土料理のレシピ|ひらつかスパイス農園

神田「アルミーナ」美しいパレスチナ料理とその国について少し考える #東京の外国ごはん

パレスチナ 料理

人生初のパレスチナ料理 皆さん、パレスチナについてはどのくらいご存じですか? 日本ではニュースでたまに耳にするエリアですが、残念ながら紛争の絶えない危険なエリアというネガティブなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。 ましてやパレスチナの料理についてはまったくどんなものか想像もつかないでしょう。 かくいう私も恥ずかしながらあまり知識はなく、「パレスチナ料理のお店がある」といわれてもあまりピンときませんでした。 それもそのはず、パレスチナ料理を提供しているお店は全国的にみても珍しく、市内ではこのお店だけしかないとか。 ということで、今回は人生初のパレスチナ料理をいただきに、市の大名にあるパレスチナ料理専門店 D-TRANOIへ行ってみました。 おしゃれなお店が集まる大名の一角 お店の場所ですが、おしゃれなカフェやファッション雑貨のお店などが集まる「の下北沢」こと中央区の大名エリアにあります。 最寄りは地下鉄天神駅あるいは西鉄駅になります。 駅を出たらまずは天神西通り方面へ進んでください。 ここがお店の入り口です 通りに面したお店の窓が開放されており、お店の様子をうかがうことができます。 なんか雰囲気よさげなお店ですね。 大名の街に似合ってる気がします そもそもパレスチナ料理ってどんなの? このお店にお邪魔したのはランチタイムが終わった後。 ちょうどカフェタイムがはじまり、少しゆっくりした雰囲気の中で店長の菅さんにお話をうかがいました。 インド料理ほど辛くなく、やさしい味が特徴です。 実はパレスチナの多くの一般家庭では「ザータル」と呼ばれるブレンドされたスパイスが常備されています。 タイム、オレガノ、レモングラス、ゴマ、塩などを混ぜ合わせた調味料ですが、このザータルを使った料理もパレスチナ料理の特徴のひとつですね。 うちのお店で使っているスパイスはすべてエルサレムから直輸入したものです。 ゴマは日本の食材と思っている人も多いのですが、実はアラビアンナイトの「開けゴマ」(open sesame)の呪文でも使われているくらい、アラブ諸国でも大昔から流通している食材なんです。 ではそのザータルをはじめとしたスパイス類が特徴だと。 他にも、ヨーグルトなどの乳製品を使った料理も有名です。 ヨーグルトソースをライスにかけて食べたりしますし、お肉をヨーグルトソースで煮込んだりすることもあります。 私も何度も現地を訪れ、パレスチナ料理の作り方を見知らぬレストランに飛び込んで習ったこともあります。 このお店では、現地に行きたいという人に私の体験談を話したりもしていますよ。 では、少し遅めのランチをいただきます いろいろお話をうかがっていると、すっかりおなかがペコペコになりました。 ちょっと遅い時間帯ですが、自慢のランチをいただくことにします。 ランチのパレスチナプレートにはファラフェルをはじめとしていろいろなパレスチナ料理がワンプレートになっているとのことなので、そちらをオーダーしてみるとしましょう。 その上のライスがマクルーバ(アラブの炊き込みご飯)。 右側のペーストがフムス(豆とゴマのペースト)、その上が自家製のパン。 ライスの左にあるのがヨーグルトソースです。 ではまずスープから。 スープの具には玉ねぎとレンズ豆が入っています。 一口飲んでみると…… おお! 確かにスパイスの香りが口の中に広がります。 一瞬カレー風味のように感じますが、そこまで辛みがなくやさしい味です。 そしてスパイスの風味がさらに食欲をそそりますね。 次にファラフェルを食べてみましょう。 断面をみるとこのようにすりつぶされたひよこ豆がぎっしりと詰まっています。 おいしそうですね~! こちらもスパイスの香りをかすかに感じます。 食べてみると、外側のサクサク感と中のしっとり感が絶妙にマッチしていて味も食感も楽しめる一品です。 聞けば、コロッケとはいうものの衣をつけずに揚げているためこういう食感になるのだとか。 では、次はライスをと……。 ライスにはヨーグルトソースをかけて食べるのがパレスチナ流だとか。 早速チャレンジしてみます。 ソースを満遍なくマクルーバ全体にかけて、混ぜて、いただきます! ほぉぉ。 ヨーグルトの酸味が炊き込んだマクルーバのしつこさを打ち消してさっぱり風味に仕上がります。 酸味もそこまで強くなく、わずかに感じるくらいなのでちょうどいいですね。 初めて味わう味覚なので他に例えようがないのですが、一気に平らげてしまう程おいしかったのは事実です。 さて、まだ外は明るいですが、こういうおいしい料理を食べるとアルコールが飲みたくなります。 ちょうどカウンターにはお酒のボトルがいくつも並んでますしね~。 ベツレヘムから直輸入しているので、ではおそらくうちのお店でしか飲めないお酒です。 でもアルコール度数が高く、50度ありますよ。 50度……。 無理っす。 飲めません。 残念ながら撤退します……。 まだ日も明るいしね(言い訳) 落ち着いた雰囲気の店内は異国情緒たっぷり おなかもいっぱいになったので、そろそろ失礼するとしましょう。 大名の一角で見つけたパレスチナ料理専門店。 まだほとんどなじみのないパレスチナ料理ですが、ではここでしか食べることができないというメニューもあり、貴重な体験ができた一日でした。 店内はどことなく異国の雰囲気にあふれており、新鮮な驚きとともにおいしい料理を味わうことができます。

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パレスチナの家庭料理が衝撃的に旨い…!中東料理を食べるのなら十条「ビサン」に一度は行くべき

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Contents• 中東に魅了されて訪れたイスラエル&パレスチナ アクセサリーや染め物、料理などスパイスを使って色んなことをやっていますが、そもそもスパイスに興味を持ち始めたきっかけは「ひとり旅」です。 学生のころから長期休暇はバックパッカーとして面白そうな国を旅していました。 滞在期間が一番長いのはインドですが、学生の頃にエジプトへ行った事をきっかけに中東やイスラム圏が好きになり、その後社会人になってからも長期休暇を利用してシリア、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、ウズベキスタンなどを回りました。 私がパレスチナに訪れたのは2012年のこと。 パレスチナについて研究していた友人がパレスチナに関する勉強会を開いてくれたのをきっかけに興味を持ちました。 この写真はパレスチナとイスラエルを隔てている高い壁とそこに描かれた絵。 パレスチナの滞在時間は短かったですが、この高い壁が特に印象に残っています。 異国の家庭料理とローカルフード 旅先の土地で初めて口にする料理はいつも心に残ります。 私が旅をするときは、高級なレストランへ行くことは滅多になく、ホームステイ先の家庭料理であったり、町の食堂、駅の待合場所や道端の屋台で食べるローカルフードを選びます。 中東やインドでは必ずと言っていいほど料理にスパイスが効いて、今まで出会ったことのない味に魅了されました。 旅で出会った美味しい料理は日本に帰ってきてからも、時々作って再現しています。 今回ご紹介するのも、そんなパレスチナの家庭料理のひとつです。 パレスチナ料理マクルベ マクルーベ とはどんな料理? 今回ご紹介する料理は「 マクルベ」です。 マクルーベ、マクルバ、マクルーバなどとも言います マクルベとはパレスチナ語で 「ひっくり返す」という意味。 何故「ひっくり返す」かという名前なのかというと、 こうやって盛り付けの際に お鍋をひっくり返すから!!豪快でしょ? マクルベは、一言で言うなら「 鶏肉と夏野菜をつかったパレスチナ風の炊き込みご飯」 日本で取れる夏野菜を使って作れるので、材料的には全く問題ありません。 油を結構使いますが、付け合わせのヨーグルトソースと食欲をそそるスパイスのおかげで食が進みます。 このレシピはスパイスを控えめにしています。 揚げ野菜をたくさん使ったマクルベをサッパリ食べるために、ひと手間ですがこのソースをつけることをおすすめします。 マクルベの作り方 1.お米は洗って水を切っておく 2.鶏肉を大きめのひと口大に切る 3.フライパンに油をひいてクミンシードを炒ってから、みじん切りにした玉ねぎを炒め、鶏肉も表面に焼き色が付く程度に火を通す。 4.鍋に水2. 5カップと塩を入れ、沸騰したら炒めた玉ねぎとスパイス、鶏肉を入れて煮る。 そのまま鍋で冷ましておく。 5.ナスは縦に薄切りにし、塩を振ってキッチンペーパーの上に置いて水分とともに出てくる灰汁を取っておく。 6.じゃがいもは1cm程の厚さにスライスし、ピーマンは縦に四等分しておく。 7.じゃがいも、ナス、ピーマンを素揚げ もしくは揚げ焼き する。 8.炊飯器の底に揚げた野菜と鶏肉を並べて米を入れる。 私はまずナスを入れて、生米をいれ、その後にその他の野菜をいれます。 生米や野菜をミルフィーユのように交互に入れましょう。 9.鶏を煮たスープを入れ、塩加減を調整してご飯を炊く 10.炊き上がったら鍋より大きい皿にひっくり返して盛り付ける。 お好みで松の実などを散らせば完成! ヨーグルトソースの作り方 1.キュウリは皮をむいて、薄く輪切りにして塩を振って揉んでおく 2.キュウリから水が出てきたら、サラシなどで水をよく切り、みじん切りにする 3.ヨーグルトにキュウリのみじん切りとすりおろしたにんにくを入れて混ぜ、塩で味を調える。 マクルベに添えて、ご飯と一緒に食べるとあっさりして美味しいですよ! まとめ マクルベは、野菜を一度素揚げ もしくは揚げ焼き する必要があったり、ヨーグルトソースを作るので少々手間がかかります。 でも、数あるスパイス料理の中でもとても食べ応えがあり、辛みはさほどないので小さなお子さんでも食べやすいレシピになっています。 私はよくお客さんが来るときに、お昼ごはんにマクルベを作っておもてなしすることがあるのですが、喜んでもらえることが多いのでオススメです。 ぜひパレスチナの家庭料理をご家庭で作ってみてください。

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パレスチナ 料理

ライターの榎並紀行です。 は世界でも屈指の、多様な食文化が集まる街だと思う。 和洋中にとどまらず、世界各国さまざまな地域の郷土食が味わえるレストランが点在し、たとえば地球の裏側の、聞いたこともない名前の料理だってお手軽に楽しめてしまう。 しかし、それにしたって意外なのが「パレスチナ料理」の専門店である。 北区十条にある「Bisan(ビサン)」では、日本人にはあまり馴染みのない本場の中東・パレスチナ料理を提供しているのだ。 オーナーはパレスチナ出身のマンスール・スドゥキさん。 鈴木さんみたいな名前だが、日本語で「正直」という意味らしい。 ちなみに、マンスールは「正義」。 しかし、スドゥキさんの口から語られるパレスチナは、たとえば当地での子育てや恋愛事情など「普通」のことばかりだ。 難しい話、ネガティブな話を自ら発することはない。 戦地としてではなく「故郷の普通の一面」を知ってほしいという思いがあるからだ。 だから、僕も本稿では 「スドゥキさんの作るパレスチナ料理が、ただただうまい」という話をしたいと思う。 11人兄弟の胃袋を満たした母の味 まずはこれだ。 中東のチャーハンこと「マンサフ」である。 18種類も使っているのにへんなクセはなく、上品なスパイスの香りがほんのりと鼻に抜ける。 どのスパイスがどうなってこういう味になるんだろう? トマトとヨーグルトソースの酸味もちょうどよく、見た目に反してさっぱりと食べられる。 本来、マンサフは結婚式や客人をもてなす際などに供されるハレの日の料理で、豪華な食材を用いることも多いとか。 しかし、手軽に手に入るものを使うのがスドゥキ家流。 料理上手なお母さんは、安い食材を駆使しておいしいものをお腹いっぱい食べさせてくれたそうだ。 「なんせ兄弟が11人いたので」とオーナー。 じゅ、じゅういちにん!? 聞けばスドゥキさん、大家族の家計を支えるために13歳からイスラエルの養鶏場へ出稼ぎに出ていたという。 なんとも頼もしい限りだが、とはいえそこは13歳。 食べ盛りで母親の味が何より恋しい年齢である。 少年は母に料理を教わり、自ら作る「おふくろの味」を励みに頑張っていたそう。 それが「ビサン」の味のルーツなのだ。 それが現在では仕事にまでなっているのだから素晴らしい その後、20歳まで派遣会社で働いた話や、先に日本に住んでいたお兄さんを頼って来日した話などをふんふんと聞いていたら、「そうそう…」とスドゥキさんが言う。 「サッカーのナショナルチームの候補選手に選ばれたこともあるんですよ」 ……「そうそう」に続くエピソードとしては強力すぎないかそれ。 ついで、みたいに言うような話ではないから。 もっと自慢していいやつだから。 ハンサムで料理がうまくてタフでやさしいだけの男かと思ったら、憧れの代表選手様でもあったんですか。 そうですか。 次に出てきたのはこれだ。 そう、うまいのだ! 焼き立てアツアツのピタをちぎってつまんで、そこにペーストをとろ~っと流し込んで食す。 それぞれの野菜の味、練りごまのコク、オイルのまろやかさ、それらを香ばしいピタが受け止めて……。 ほか、ゴールデンとアンバーがある)。 現地から取り寄せるため、在庫が切れがちな希少品。 一般的に牛や羊を使うことが多いようだが、ここでは鶏肉を使っている。 アーモンドと、やはり様々なスパイスを駆使している。 スパイス系の料理って、もっと強烈に主張してくる印象なのだが、ビサンのそれはあくまでスパイスをアクセントとして使うにとどめている感じ。 「おれがスパイスじゃい!!!」と高圧的なのではなく、「おいら、スパイスってんだ。 よろしくな!」と、あくまでフレンドリーなのである。 ただ、「特に日本人の舌に合わせているわけではない」というので、もともとアラブ人と日本人の味覚は近しいのかもしれない。 「飲みやすい!」「ほんと、グイグイいけるわ!」 大してワイン通でもない我々は「飲みやすい=おいしい」と解釈してしまうところがあるのだが、これは本当に飲みやすくておいしかった。 タンニンがどうとかはよく分からないのだが(控えめらしい)、スパイシーで柔らかで軽やかなのだ。 大盛りターメリックライスの上に、牛・鶏・ラム肉のミンチをナスとジャガイモで挟んで揚げ、トマトソースで煮込んだものがのっている。 コメと、チーズもたっぷりで、炭水化物とカロリーの権化みたいな料理だ。 パレスチナでは「アルギーラ」というらしい。 無知な我々は「これって合法だよね?」と一瞬ざわざわしてしまった(合法です)。 しかし、絵になるな トルコアイスをビヨーンとのばしたり、水タバコをボコボコふかしたり、最後の最後まで楽しませてくれる店であった。 「十条はちょっと遠いよ!」という都外にお住まいの方にも、ぜひ訪れてもらいたい。 いや、訪れるべき!! パレスチナの家庭料理なんてめったに味わえないし、中東に行くよりは近いので。 の「やじろべえ」という会社で編集者、ライターをしています。 ニューヨーク出身という冗談みたいな経歴の持ち主ですが、英語は全く話せません。 > ツイッター: >ホームページ:.

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