タリスマン バレエ。 知らなかった!人気バリエーション「タリスマン」は天のはごろも?!

バリエーション一覧

タリスマン バレエ

キトリやリラの精、オデットなど、いわゆるプロのバレエの世界でも選ばれた人しか踊れないのがバリエーション。 あんな風に踊れたらなぁ〜。 ほんと憧れちゃいますよね。 プロと同じように踊るのは無理でも、せっかくバレエをやっているのならやっぱりバリエーションには挑戦してみたいもの。 ひとつの踊りを繰り返し練習することで、できなかったパができるようになったりするので絶対トライしてみる価値はあり! こちらのページでは、コンクールや発表会などで見かける バリエーション46個を難易度別にまとめてみました。 初心者〜上級者までたくさん紹介していますので、 大人のバレエ初心者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。 バリエーションでコンクールでも小学生の部でよく見かけますね。 子供だけでなく大人にも人気のバリエーションです。 全体に短いうえ、すごくテクニックを要するパもあまりないので、コンクールデビューとして踊る子供が多いです。 なので、バレエ初心者さんでも比較的トライしやすいバリエーションです。 ただ音が早いので、うまくテンポに乗れるかどうかがポイントになります。 ペザント ペザントはジゼルの1幕の秋の収穫祭のなかで踊られるバリエーションです。 ペザントの衣装はロマンチックチュチュなので短いクラシックチュチュはちょっと抵抗が・・・という大人の方でも安心です。 なお、同じペザントでも2種類あるのでDVDを購入したりする場合は要注意です。 購入前に視聴さえてもらうのが無難かもしれませんね。 こちらがよくコンクールや舞台で見るタイプ。 あまり見かけないペザントのバリエーション。 こちらはかなりポアントテクニックが要求される振り付けになってるので、先に挙げたバージョンのペザントのほうが初心者にはおすすめです。 フロリナ王女 眠れる森の美女の3幕でブルーバードとフロリナ王女とのグランパドゥドゥの中で踊られるバリエーションです。 とても可愛らしい踊り。 キューピッド同様、コンクールで小学生の部で踊る子が多いですね。 エシャッペ、パッセなど基礎的なパが多いうえ、テンポも割とゆっくりなので初心者のかたでもトライしやすいバリエーションです。 オーロラ姫 オーロラ姫は眠れる森の美女の3幕で登場します。 テンポがゆっくりなうえ、回転のパも少ないので初心者でも挑戦しやすく、大人で初めてバリエーションに挑戦する人に特に人気の高いバリエーションです。 余談ですが、オーロラ姫は高度なテクニックを必要とするようなパがあまりない分、高い表現力を必要とします。 コンクールでは「オーロラ姫で賞を取るのは難しい」と言われるほど。 それくらい奥の深いバリエーションなんですよ。 ゼンツァーノの花祭り ゼンツァーノの花祭りのローザという村娘のバリエーション。 とても可愛らしい踊りですが、独特の足さばきがちょっとチャレンジング。 ただ、回りものは苦手という方にはおすすめです。 サファイヤ(宝石の踊り) 眠れる森の美女の3幕に出てくる宝石の踊りのひとつ。 一般的にはダイヤモンドとセットになっています。 (金の精・銀の精と呼ばれることも)なかには、ダイヤモンドはあるのにサファイヤはなかったりすることも。 動画も少なめでなかなか見つかりません。 サファイヤの踊りは全体的にグランジュッテが多めなので、ジャンプが得意な人におすすめです。 (3分22秒くらいから) リーズ(第2幕から) ラ・フィーユ・マル・ガルデの2幕でリーズが踊るバリエーションです。 このリーズのバリエーションは、キューピッドやフロリナと並んで初心者に人気のバリエーションです。 アンボアテからのパドブレの繰り返し、そして最後はストゥニューがあったりと決して簡単ではありませんが、ピルエットやピケなどの回転のパはないので、回転が苦手な人におすすめです。 (7分8秒くらいから) キトリの友人の踊り(第2バリエーション) ドン・キホーテの第三幕でキトリの友人が踊るバリエーション。 第1バリエーションもありますが、グランパデシャやシェネなど回転がてんこ盛りなので、初心者の方には第2バリエーションのほうが比較的トライしやすい踊りになってます。 パキータ第4バリエーション たくさんあるパキータのバリエーションの中でも比較的初心者向きと言われるのが第4バリエーションです。 途中ピルエットは入りますが基本的なパが多いので、初心者の方でも表現力にもフォーカスしながら練習できるはず。 眠れる森の美女 パ・ド・シス のバリエーション 眠れる森の美女の第1幕のパ・ド・シスで踊られる妖精のバリエーションです。 優しさの精、元気の精、鷹揚の精、呑気の精(カナリア)、勇気の精、これらのバリエーションは難しいパが少ないものが多く、初心者の方におすすめ。 アレグロが得意な方には元気の精、呑気の精、勇気の精が、苦手な方なら優しさの精、鷹揚の精がおすすめです。 ピチカート ライモンダの第1幕で踊られるバリエーションです。 特別難しいパが出てこないうえ、最後にマネージもないので初心者の方も挑戦しやすいと思います。 白鳥のパドトロワ 第一バリエーション 白鳥の湖の第一幕のパドトロワで踊られるバリエーション。 ゆっくりなテンポで特別難しいパもなく、初心者の方でも挑戦しやすい踊りです。 白鳥のパドトロワ 第二バリエーション こちらも白鳥のパドトロワのバリエーション。 第1バリエーションよりもテンポが早いうえ、回転技も多くなります。 [st-kaiwa1]続いては、すでにバレエの基礎ができている方におすすめのバリエーションを紹介します。 テンポがかなり早いのでアレグロが得意な人におすすめ。 とても可愛らしくキュートな踊りです。 キトリ(第3幕より) ドン・キホーテの3幕で踊られるキトリのバリエーション。 早いテンポでの扇子をさばきながらのパッセやエシャッペなどのパが難易度高め。 ジャンプが得意な人、アレグロが好きな方におすすめです。 スワニルダ(第3幕より) スワニルダはコッペリアの3幕のなかで主役のスワニルダが踊るバリエーションです。 途中イタリアンフェッテが出てくるので難易度がグンと上がります。 ちなみに、こちらの動画が吉田都さんがローザンヌバレエコンクールに出場されたときのものです。 このときはまだ15歳ですが、すでにバレリーナとして完成されてます!!バレエを始めてたったの5年とは思えません!!! 森の女王 ドン・キホーテの夢の場で踊られる森の女王のバリエーション。 女王らしい優雅な踊りです。 基本的なパが多いものの、回転も多く、最後はピケ&シェネのマネージと難易度は高め。 途中はアラベスク&パッセにするパターンとイタリアンフェッテをするパターンと2種類あり。 イタリアンフェってに自信がない人でも、そこをアラベスク&パッセに変えるだけでその後がグンと楽になるはず。 エトワール エトワールはパキータの中で主役が踊るバリエーションで、大人っぽい踊りなので大人のバレリーナさんたちにすごく人気があります。 回転は少なめでテンポもゆっくりですが、バランス力、そして優雅に踊れるかどうかがポイント!アダージオが得意な人におすすめです。 パキータ・パドトロワ第2バリエーション パキータのなかのパドトロワの2種類あるバリエーションのひとつ。 アントルシャシスから始まる可愛らしさと優雅さを兼ね備えた踊りです。 最初のアントルシャシスに、前のカブリオールからのアンデダン、後ろバッチュ、最後のピケアンデダンなど、テクニックを要するパが多め。 右手アンオーでのアティテュードドゥバンなど、止めるべきところでしっかりポーズを決めるのがポイントです。 スワニルダ(第1幕より) コッペリアの第1幕で踊られるスワニルダのバリエーション。 コンクールでも特に人気のバリエーションです。 可愛い踊りですが2分ちょっとと長いので体力的にかなりハード。 疲れて大変でも笑顔で踊ることが何よりも大切!途中で怒る部分も恥ずかしがらずに堂々と演技をしましょう。 ガムザッティ ラ・バヤデールの第3幕で踊られるバリエーション。 初心者の方でトライする人も多いですが、大きいジャンプが多く結構難しい踊りです。 テンポが割とゆっくりなので、バランスを取るところではしっかり取る、ポーズを決めるところはビシッと決めるなど、メリハリのある踊りを目指したいですね。 キトリの友人の踊り(第1バリエーション) ドン・キホーテの第3幕でキトリの友人が踊るバリエーション。 とにかくジャンプが多め!!最初から最後までグランパデシャばかりです。 体力に自信がある人におすすめです。 海賊(メドーラ) 海賊のなかでメドーラが踊るバリエーション。 ピルエットやフェッテ、ピケなど回転のパが多いうえ、大きいジャンプもあり。 回転技にジャンプと体力とパの基礎力が求められる踊りです。 ギュリナーラ(第1幕より) 海賊の第1幕でギュリナーラが踊るバリエーション。 グルナーラとも呼ばれています。 ギュリナーラ(第3幕より) 海賊の花園の場面でギュリナーラが踊るバリエーション。 ハープの音色が可愛い曲ですが、全部で2分近くあるうえ回転も多いので、テクニックだけでなく体力も必要です。 お腹を出したハーレムパンツの衣装を選ぶ人が多いですね。 タリスマン コンクールでもよく見かけるバリエーション。 全体的に柔らかい踊りですが体幹がしっかりしていないと踊れません。 テクニック的にすごく目立つパはないので、アンデオールを綺麗に見せるのがポイント。 (7分52秒あたりから) リラの精 眠れる森の美女のパ・ド・シスの最後に踊られるバリエーション。 テンポはゆったりしているものの、テクニックがないと難しいパが多め。 ピルエットやピケターンなど回転ものに自信がある方はチャレンジしてみるといいかも。 こういうテンポがゆっくりの踊りは表現力の勉強にもなりますね。 (8分19秒あたりから) バヤデール 影の王国第2バリエーション バヤデールの影の王国で踊られるバリエーションです。 躍動感のある振り付けでダイナミックな踊りなので、高度なスキルに表現力も必要とされます。 ローザンヌなどのバレエコンクールでも人気の踊りです。 チャイコフスキー・パドドゥ 全体的には決して高度なパがあるわけではないのですが、軽快でテンポの早い曲なので、音に合わせてリズミカルに踊るのが難しい踊りです。 基礎的なスキルだけでなく表現力も必要とされます。 アレグロな得意な中級者以上の方におすすめです。 海賊オダリスクのバリエーション 海賊の第1幕で踊られるオダリスクのバリエーション。 第1、第2、第3と全部で3種類あります。 どれもかなりテクニックを要する踊り。 第1、第2はテンポが早いのでアレグロが得意な方におすすめです。 第3はコンクールでも人気のバリエーションです。 ピルエットにピケアンデダンが続くので、回転ものに自信のある方、回転ものがもっと上手くなりたいという方におすすめです。 軽快で可愛らしい音楽と独特な振り付けが特徴の踊りです。 細かいステップとポアントワークが難しい。 アレルキナーダ アレルキナーダはコンクールでも人気のバリエーションのひとつです。 唇に指を当てるポーズが特徴で、可愛い曲調で特別難しいパはありません。 ただ、可愛らしさを表現できるかどうかがポイント。 ジゼル(1幕より) ジゼルの第1幕で踊られるバリエーションです。 序盤のアラベスクからのパンシェ、アティテュードトゥール、そして後半のバロネなど、テクニックを要する振り付けですが、何よりも大事なのはジゼルを表現する力でしょう。 基礎力があるのは当然のこと、表現力を鍛えるという意味では挑戦しがいのあるバリエーションだと思われます。 ファラオの娘 アスピシアのバリエーション ファラオの娘の第2幕でアスピシアが踊るバリエーションです。 後半にバロネにマネージが入りますが、特別に難しいパは入っていません。 マイナーなバリエーションを踊りたい、人とは違うバリエーションをやりたい、という方におすすめです。 音楽も振りも可愛らしく素敵な踊りですが、とにかく長いです!そのうえ、最後にはバロネも。 独特な振り付けですが、体力、技術ともに必要とするバリエーションです。 (8分58秒あたりから) 金平糖の女王 くるみ割り人形の第2幕で金平糖の精が踊るバリエーション。 とても可愛らしい音楽で振り付けも素敵ですが、とにかく長くて全部で2分30秒くらいあります。 なので、体力がないと踊れません。 テクニック面だけでなく、持久力も必要になります。 (7分16分あたりから) オデット(白鳥) 白鳥の湖でオデットが踊るバリエーションです。 回転やジャンプなど、特別難しいパはないのですが、優雅さかつ繊細さ、上品さが求められる踊りです。 序盤のアラスゴンドへのバットマンデベロッペでは高さもキープ力も必要です。 バレエの基礎力、体幹、表現力とすべて必要なので、上級者の方でないとなかなかトライするのが難しいと思われます。 オディール(黒鳥) オディールのバリエーションはブルメイスティル版とプティバ版の2種類あります。 音楽も振り付けもまったく異なりますが、どちらもかなり高度なテクニックと表現力を必要とする踊りです。 音楽は優雅な曲調になっていますが、回転技が多く、難易度はかなり高め。 上級者でも難しいバリエーションです。 こちらはブルメイスティル版。 そしてこちらがプティパ版。 グランパクラシック グランパクラシックは幕物ではなく、グランパクラシックというグランパドドゥのなかで女性が踊るバリエーションになります。 ローザンヌコンクールではシニアがよく選びますね。 高度なテクニックが必要な振り付けなので、評価しやすいという理由でコンクールで踊るバリエーションとして人気なのでしょう。 バレエ経験が長い上級者にとっても難しいバリエーションです。 エスメラルダ コンクールでも大人気のバリエーション。 とてもカッコいいのですが、体力も筋力も回転など高い技術力も必要な難しいバリエーションです。 上体を反らせて後ろ足でタンバリンを叩いたり、バロネで高く上げた足でタンバリンを叩いたりと高い技術と柔軟性、表現力とすべてが求められます。 ダイアナ ダイアナとアクティオンのパドドゥので女性が踊るバリエーションです。 弓を持ち、それを使いながら踊る必要があるため、さらに難易度がアップします。 そのうえ、2分と長いうえ後半でジュッテアントルラッセからのアラベスクが続いたりと、とにかく体力が要するバリエーションです。 難しいパが多いのでスキルと体力の両方に自信がある方におすすめです。 (7分55秒あたりから) サタネラ 最近はコンクールでも人気のバリエーションです。 派手さはありませんが、難易度は高いです。 後半、アラスゴンドからのアティテュードでポーズのところでしっかりキメるバランス力に妖艶さと可憐さを兼ね備えた表現力、そして、踊り自体も長いので高いので体力、持久力も必要です。 パリの炎 パリの炎のパドドゥでジャンヌが踊るバリエーションです。 可愛い曲調ですが、テクニック的な難易度は高いです。 ポアントで立っている時間も長く、小さなジャンプも多め、回転も多め。 後半の連続バロネでは足の強さとバランス力が求められます。 難しい踊りをいかに軽やかに踊れるか、がポイントです。 キトリ(1幕より) ドン・キホーテの第1幕でキトリが踊るバリエーション。 早い曲調に合わせ、大きくシソンヌで飛び、上体を後ろに反らした振り付けが特徴で、ジャンプ力だけでなく柔軟性も必要とされます。 技術力はもちろん、ジャンプに自信がある方におすすめです。 ライモンダ(1幕2場より) ライモンダの1幕2場で踊られるバリエーションです。 ローザンヌバレエコンクールでもよく踊られてますね。 つまり、それだけ高度な技術を要するバリエーションだということです。 優雅でゆっくりな曲調ですが、高いバランス力、キープ力を必要とされます。 ドルシネア ドン・キホーテの夢の場でドルシネア姫が踊るバリエーション。 ゆったりとしたテンポなので、しっかりとした軸でバランスを取る必要があるうえ、アラベスクとアティテュードでバランスを取る部分が多め。 途中のバロネでのホッピングやシソンヌからのアティテュードでポーズなど高度なテクニックも必要とされます。 バレエの人気バリエーション46個難易度別まとめ 以上、コンクールや発表会などで人気のバリエーション46個を紹介してみましたが、いかがでしたか? 苦手・得意は人それぞれ違うもの。 同じバリエーションでも、難しいと感じる人もいれば易しく感じる人もいます。 こちらのページでは難易度別にバリエーションを紹介しましたが、あくまでも新たに挑戦するバリエーションを選ぶうえでのひとつの参考にしていただけると幸いです。

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バレエのバリエーション難易度別一覧と見どころ【初心者向けも紹介】

タリスマン バレエ

ロシアは連邦制国家なので、ロシア国内にいくつか共和国がありますが、その一つ、バイカル湖沿いのブリヤート共和国にあるブリヤート国立バレエ団が、ウラジオストクのマリインスキー沿海州劇場で遠征公演を行いました。 鉄道網があるので、モスクワ・ペテルブルク等のバレエ団の日本公演とは単純な比較はできませんが、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』の定番演目から、『麗しのアンガラ』『タリスマン』『青い鳥を探して』等珍しい演目まで、全幕5演目の装置・衣装を持ってくるのは単純にすごいです。 なお、背景として、ロシア連邦政府の施策として2019年はロシア劇場年となっており、各種イベントに加えて、ロシアの主要な劇場のロシア国内のツアーも集中的に支援されており、その一環として、ブリヤート国立バレエ団が極東ツアーを行ったものです。 逆に、マリインスキー沿海州劇場というハコ(ハード)の側から見ると、ブリヤート国立バレエ団の他にも各種カンパニーが公演を行います。 ロシア語版しかありませんが、はこちらです。 やるとなったらやはりロシアはスケールが大きいです。 今回観た『タリスマン』は、ガラ・コンサートやコンクールではそれなりに上演頻度が高い作品ですが、全幕では上演されなくなって久しく、ブリヤート国立バレエ団の芸術監督の岩田守弘さんのによれば、今年4月に同バレエ団で新制作され、おそらく世界でこのバレエ団だけが上演している、とのことです。 コンサート・ピースとしての『タリスマン』のアダージョ(アントレや男性ソリスト登場の部分等)などで一部同じ音楽が使われていますが、基本的にコンサート・ピースと全幕では別作品と思って良さそうです。 <第三幕>今度は、ヴァイユが僧正、ニリチが奴隷娘に扮して、ヌレディンの前に現れる。 ニリチの踊りに魅了されたヌレディンが彼女を買受けようとすると、僧正は代金としてタリスマンを求める。 ニリチを自分の邸宅に連れてきたヌレディンは、彼女に愛を伝え、自分の元に留まって欲しいと懇願するが、ニリチは母親との約束を破ることはできない、タリスマンを返してもらえないなら死ぬしかないと言う。 苦悩の末に、ヌレディンがニリチにタリスマンを返す。 彼女は天空に帰ろうとしたものの、ヌレディンの想いに心動かされ、ヌレディンの元に留まることを選ぶ。 という感じで、おそらく現代人の感性に合うように、多少アレンジされていますが、全体として、衣装・装置含め、帝政時代のロシア・バレエの品格はかくありき、と思わせる王道の演出です。 第二幕で結婚式を前にしたヌレディンの前にニリチが現れるところは『眠れる森の美女』の幻影の場を彷彿とさせますし、『ジゼル』のペザント・パ・ド・ドゥのような織物職人とその恋人の踊りあり、キャラクター色の強いバザールの場面ありと、プティパらしい様式がはっきり見える作品です(悪く言えば、どの場面もどこかで見た感が…)。 また、四大元素として、地・水・風・火の4人の女性ソリストも出てくるあたり、プティパ以前からの帝政バレエの風情も漂いますが、どうせなら、この4人にもソロ・パートが欲しかったです。 バレエ団については、身体能力がずば抜けた人がいるかといえばそうではなく、皆さん普通にミスはするのですが、上体と脚のコーディネーションに優れた人が多い印象です。 そして、群舞でも6人の踊りでも、基本的な音の取り方なり腕の角度に統一感があり、まとまりの良いバレエ団に思いました。 ヴァイユ役のバイール・ジャンバロフは、第三幕の千鳥足など、見せ場が多いです。 粗筋上はヌレディンの方が主役なのですが、舞踊上は同じ位の存在感です。 おそらく、コンサート・ピースとしての『タリスマン』の男性ソリストもヴァイユをイメージしてる気がするので、ガラ・コンサートやコンクールでの男性の神々しい大技の数々を引きずると(同じソロを踊るわけではないのですが)、物足りない気がしますが、しかしこの役、全幕では、守護神なのに下界に降り立ったニリチを民家に放置してどこかに行っちゃうし(その隙にヌレディンがニリチを見つけます)、第三幕では泥酔してニリチを攫われるなど、失態も多いので、全幕のヴァイユはこれでよいのかもしれません。

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バレエの人気バリエーション46個を難易度別に動画付きで解説!【初心者〜上級者】

タリスマン バレエ

憧れの役になりきって踊れるヴァリエーション。 挑戦してみたいけど不安だな、、という方必見です! 1. 踊れるようになったら、ますます楽しくなるバレエのヴァリエーション (1) ヴァリエーションの意味 ヴァリエーションは、バレエの見せ場です。 舞台の真ん中で、一人で踊る事をヴァリエーションと呼びます。 また、ステップやジャンプの順番もヴァリエーションと呼ばれています。 是非、ヴァリエーションを覚えて、雰囲気も考えながら踊ってみて下さい。 (2) 有名なヴァリエーション 白鳥の湖やドンキホーテは、大変人気のある演目ですが、幕毎のヴァリエーションは、コーンクルなどで課題として取り上げて実施されます。 また、数幕のみ行われる事もあります。 しっかり覚えて、舞台の真ん中で、思う存分に、演じて下さい。 物語は、全幕通して見るのも楽しいですが、時間も必要としますし、観る費用も高くなるのが現実です。 ジャンプは、たくさんの見せ場であり、観客脚をしっかりと披露し、腕に顔をつける事で見え方が違ってくる事を理解し、動作を行いましょう。 (3) ヴァリエーションの魅力 初心者にとっては、群舞も素晴らしい経験ですが、ソロは最高の機会のはずです。 バレエの上達と共に、難易度も上がります。 ヴァリエーションは覚えれば、独創性も創造性も表現できます。 逆に群舞は周りと合わせながら、音楽通りに音を外さない工夫と、周りの動きを見なければいけません。 ヴァリエーションは、長くなると大変ですが、呼吸を正し、常に柔らかく、しなやかな動きを心がけましょう。 バレエの上達に欠かせな、表現力と、ヴァリエーションの解釈を意識して行う様にしてみて下さいませ。 2. 難易度別!人気のヴァリエーション (1) キューピット、ペザントなど・・・難易度低め 【キューピットのヴァリエーション】 ドン・キホーテの夢の場面に登場する有名なヴァリエーションです。 キャラクター性の強い個性的な踊りで、子供からの人気も高い踊り。 振り付けの難易度も低めなうえ、踊りの時間も非常に短いです。 初心者が挑戦しやすい曲ですが、テンポが速いのでしっかり音に乗ることが大切です。 【ペザントのヴァリエーション】 ジゼルの第1幕で踊られるヴァリエーションです。 特別大きな見せ技はありませんが、可愛らしく軽やかな振り付けが特徴です。 小学生から中学生くらいから挑戦することが多く、難易低めです。 【フロリナ姫のヴァリエーション】 眠りの森の美女、第3幕で登場するブルーバードとフロリナ姫のヴァリエーションです。 エシャッペやパッセなど、初歩的なステップが多いので難易度は低めです。 しかし、初歩的なステップだからこそ美しく軽やかに表現しないと、つまらない踊りになりがちなので、表現力が求められるヴァリエーションでもあります。 【オーロラ姫のヴァリエーション・第3幕】 眠りの森の美女より、第3幕のオーロラ姫のヴァリエーションです。 ヴァリエーションに初挑戦する人や、初めてのコンクールなどに使われるヴァリエーションです。 ヴァリエーションの中では、最も定番というイメージがあり、有名です。 難易度は低めですが、最後にピケターンの1周があります。 【キトリのヴァリエーション・第3幕】 ドン・キホーテ第3幕、キトリの結婚式でのヴァリエーションです。 こちらは扇子を持ってダイナミックにジャンプをする振り付けが特徴です。 めでたいシーンの明るい曲なので、元気に踊るのがポイント。 それほど難易度は高くありません。 ジャンプが得意な人や、アクティブな踊りに挑戦したい方向けです。 (2) ジゼル、ガムザッティなど・・・難易度中 【スワニルダのヴァリエーション】 コッペリアに登場するスワニルダのヴァリエーション。 スワニルダのかわいらしい帽子と、白いチュチュが印象的です。 ヴァリエーションの中では知名度も高く、馴染みのある踊りのひとつ。 前半の難易度は低めで、若さや可愛らしさなどの表現力の方が求められます。 しかし、最後にイタリアンフェッテとピケターンの1周が登場するので、後半 に難易度が高まります。 【オーロラ姫のヴァリエーション・第1幕】 眠れる森の美女より、第1幕のヴァリエーション・ローズアダージオです。 全体的に曲調がゆっくりで、それに合わせたステップと表現力が少し難しいです。 また、中盤にピルエットを4回決める振り付けが出てきます。 全てダブルだったり、最初の3回がダブルで最後の1回がトリプルになったりと、様々なパターンがあります。 吉田都さんは、このヴァリエーションの最後のピルエットで5回転を見せています。 【ガムザッティのヴァリエーション】 ラ・バヤデールより、ガムザッティのヴァリエーションです。 グランパドシャの連続が特徴ですが、イタリアンフェッテが入ることもあります。 ニキヤのライバルであるガムザッティには、強さのあるダイナミックな踊りが求められます。 見ているだけだとあまり難しそうに感じられないのですが、ジャンプの連続とイタリアンフェッテ、最後にまたジャンプと、休む間もない振り付け。 体力がないと最後まで踊ることができないヴァリエーションです。 【金平糖の女王のヴァリエーション】 くるみ割り人形より、第2幕のグラン・パ・ド・ドゥで踊られるものです。 お菓子の国の女王である、金平糖の精。 あまり難易度は高くありませんが、美しく可憐なお菓子の国の女王を表現するのは難しいです。 音楽も、静かで実に繊細な曲。 そのため、曲中でメリハリをつけるのがとても難しいヴァリエーションであると言えます。 【ドルシネア姫のヴァリエーション】 ドン・キホーテ第2幕より、夢の場面に登場するドルシネア姫の踊りです。 序盤のゆっくりとした音楽に合わせて、しっかりポーズをとる振り付けが思いのほか難しいポイント。 ごまかしがきかないので、バランス力やキープする引き上げ力が試されます。 脚を高く上げてキープしたり、ポアントで立ちながら移動したりという難しい振り付けも登場します。 最後にはイタリアンフェッテとピケターン1周が入るので、中級者以上に適したヴァリエーションです。 【海賊のヴァリエーション】 海賊より、メドゥーラのヴァリエーション。 ピルエットやフェッテなどを組み合わせたターンがポイントのヴァリエーションです。 バレエの定番衣装のチュチュではなく、ジョーゼットという衣装であるのが特徴。 軽い素材のワンピーズのような衣装で、海賊やロミオとジュリエットなどで登場します。 海賊のヴァリエーションにはいくつか種類がありますが、どれも同じようにジャンプや回転技が多く、非常に体力が要ります。 中級者以上でないと挑戦しにくいでしょう。 【エトワールのヴァリエーション】 パキータより、エトワールのヴァリエーションです。 ハープをメインに構成された曲で、大人っぽい雰囲気が求められます。 脚を大きく上げてキープし、はっきり見せる振り付けが多いので、柔軟性とキープ力が必要になります。 アティチュード・ターンなどのバランス力が重要な振り付けが入ることも。 柔らかい動きと、キレのある動きをはっきり使い分けるのが、上手に踊るポイントになります。 【オデットのヴァリエーション】 白鳥の湖より、オデットのヴァリエーション。 ポアントでルルベ・アップしてから、脚を動かし、キープするというステップが多いです。 優れたバランス力と、引き上げる腹筋の力が必要。 また、白鳥のか細く儚い様子を表現するのも難しく、体型や骨格などで見栄えが大きく変わります。 誰でも挑戦できるヴァリエーションではない、と考えたほうがよいでしょう。 (3) オディール、海賊(メドーラ)など・・・難易度高め 【パリの炎のバリエーション】 パリの炎に登場する、明るくかわいいヴァリエーションです。 しかしそのかわいさと裏腹に、ポアントで立っている時間があまりにも長いことから、難易度は非常に高いと言えます。 バレエシューズ部門のコンクール課題曲になることは多いですが、ポアントで踊るのとバレエシューズで踊るのとで、曲自体の難易度が大きく変わるヴァリエーションなのではないでしょうか。 【ダイアナのヴァリエーション】 ダイアナとアクティオンより、ダイアナのヴァリエーションです。 ジョーゼットに、弓矢を持って踊る個性的な踊りです。 脚を高く上げてキープする振り付け、高いジャンプ、回転技と、難易度の高いパが多いのも特徴になります。 【グラン・パ・クラシックよりヴァリエーション】 グラン・パ・クラシックは、第1幕~という構成ではなく、グラン・パ・ド・ドゥそのものの構成で成り立つ演目です。 その中の女性の踊りが、このヴァリエーションになります。 曲自体はゆったりと落ち着いた曲ですが、アテールからポアントに立ち上がるステップが非常に多く、とても強靭な腹筋がないと踊れない曲です。 後半、舞台の下手前から上手後ろに向かって、フォンデュとターンを組み合わせながら、軸足でポアントとアテールを繰り返すステップがあります。 これは見ている方に力が入りそうなくらい、難しい振り付けです。 【オディールのヴァリエーション】 白鳥の湖、第3幕よりオディールのヴァリエーションです。 とても優雅で美しい曲調のヴァリエーションですが、ほぼ回転しています。 全ての構成が回転技で組まれているので、難易度は非常に高いでしょう。 また、オディールは強い性格の役どころですが、黒鳥らしい繊細な部分も表現しなければなりません。 技のみならず、表現的にも非常に難しいヴァリエーションになります。 脚でタンバリンを打つのがとてもかっこよく、回転しながら、また高く上げた手足でタンバリンを打つ振り付けが多いです。 小道具を使うことや、大人っぽい表現力が求められることからも上級者向けのヴァリエーションになっています。 【チャイコフスキーのヴァリエーション】 チャイコフスキー・パ・ド・ドゥの中の女性ヴァリエーションです。 一つひとつの振り付けは難しいものではありません。 しかし、曲のテンポがとても速く、音に合わせるのがとても難しい踊りです。 体重移動や上半身の使い方など、表現の仕方がイマイチだと実に単調に見えてしまいます。 上級者が表現重視で披露するヴァリエーションだとも言えるでしょう。 (4) リーズなど・・・珍しいヴァリエーション 【リーズのヴァリエーション】 リーズが初級者向けと言われるのは、ピルエット連続や、イタリアンフェッテやグランフェッテなどの難度の高い回転技や、アラベスクやアチチュードなどでの長時間のバランス、そして大きなジャンプの連続などが入っていないからだと思います。 リーズのヴァリエーションも、主役のヴァリエーションですから、それなりに難しくて当たり前です。 特に最初のパドブレ連続の時の綺麗な足さばきや、途中のアンポワテでのターン(逆回転もありますので)、そして最後に斜めに進むターン連続部でも、フロリナは7回転分ぐらいで済みますが、リーズは12回転分以上しっかりあります。 【エスメラルダのヴァリエーション】 エスメラルバのヴァリエーションでは、タンバリンや弓矢が使われます。 赤や黒などのはっきりした色のチュチュに、タンバリンのイメージが強いのではないでしょうか。 3. もっと上手くなる!ヴァリエーション上達 (1) 一人で踊るからこそ部分練習 ヴァリエーションは1分~2分程度の長さしかありませんが、 難しいステップや回転技、素早く動かす足の動きなど短い中に たくさん盛り込まれているのがヴァリエーションの特徴です。 ヴァリエーションは基本的には一人で踊るもの。 その空間を自分がどう使うのかがとても大切ですね。 また一人で踊る分、休む暇も無く様々な難しいことを しなくてはいけないのがヴァリエーションの大変な部分の1つです。 練習の段階では、たとえ一分でも通すとすぐに疲れてしまいます。 通す練習ももちろん大切なのですが、まずは細かい部分練習を たくさんやることをお勧めします! 何回も繰り返し練習することで、まず体が覚えてきます。 そうすると、次はこうしたい、ああしたいというのが だんだんと出来るようになってきます!! バレエは急に上達することは決してできません。 そのくらい難しいことをしているからです! なので、焦らず一段一段階段を上るような感覚で ひとつひとつ確実にこなしていくように心がけてみてください!! (2) 目線を意識して表現力を ヴァリエーションクラスではそれまでやったことの無かった踊っているときの表情なども学ぶことができます。 それに少し慣れてきたら、ヴァッリエーションではない普段のレッスンの中でもそれを意識するようにしてみましょう。 顔の表情だけではなく身体の向き・肩のつけ方など恥ずかしがらずに堂々とすることができると、ただ淡々とまっすぐ踊っているだけのときより数倍美しく見えます。 はじめは難しいかもしれませんが、バレエの身体や顔の向きには必ず決まりがあります。 それらをマスターするだけで今まで踊っていたのと同じ踊りでもまったく別物のようになります。 普段のレッスンでも顔や身体の向きがきちんとできるようになれば、新しいヴァリエーションのレッスンになったときも混乱せず自然と動けるようになり、表情や表現を意識する余裕ができてきます。 ヴァリエーションクラスでできるようになれば、発表会などの舞台でもお客さんから見て美しく見える向きで踊る事ができるようになります。 (3) 以外と見られている上半身 皆さんは、バレエを見るとき、ダンサーのどこを見ていますか? もちろん素晴らしい足さばきや、綺麗な甲に見とれることも多いと思います。 ですが、意外と、上半身を見ていると思いませんか? 顔の表情や腕も意外と見ているのではないでしょうか? 客席から見るとき、目が行くのは顔の表情や腕の使い方・・・ 足ばっかり気にして上半身が疎かになると、 せっかく足を綺麗に使っていても、総合的に見て なんだか物足りない・・・というようになってしまいます。 顔の表情は踊るときになるとできない・・・なんて方も いると思いますが、腕は気をつければ誰でも 綺麗に素敵に見せれるようになります! ひとつは、手の通り道を明確にすることです! どこから手が出てきたのか、わからないような動きだと ザツにも見えてしまいます。 ジャンルは、ダンス、ヨガ、楽器、ヴォーカルと多ジャンルにわたってスタジオと教室を展開しております。 その間培われたノウハウを活かして、高いクオリティーのレッスンを皆様にご提供させていただいております。 NOAバレエ教室の全レッスンに加えて、NOAダンス教室(ベリーダンス、フラダンス、タヒチアンダンス)、NOAダンスアカデミー ストリートダンス系)、ヨガスタジオNOA(ヨガ・ピラティス)、BOXING FITNESS GYM NOA 暗闇ボクシング の全レッスンも共通でお受けいただけるのもスクールの魅力です。 また、ダンス界で最も活躍しているダンサーのみを採用しており、ハイクオリティーなレッスンのご提供を安定的に実施させていただいております。 レッスン前のお着替えやレッスン後のシャワーなど、設備面においても皆様が快適にお過ごしいただけるよう、ロッカーシャワーを全ての校舎に設置しております。 皆様のお越しをぜひお待ちしております。 当サイトは、NOAバレエ教室のレッスンシステムや教室情報はもちろん、教えているダンサーのプロフィール、スタジオ案内、レッスンスケジュールも紹介しています。 レッスン数、インストラクター数も豊富で、NOA系列の全ダンス・ヨガも共通で受講が可能なので本当に受けたいレッスンが見つかると思います。 また、どの教室にも共通で受講できるので、職場や自宅の近くなどいろいろな場面で通いたい教室を選択できます。 入校や体験レッスンのお得なキャンペーンもあるので、ぜひチェックしてみてください。 皆様のスクールへのご来校、お待ちしております。 NOAバレエ教室は、新宿・都立大にあるスタジオで、さまざまなクラスのバレエレッスンが受けられます。 初心者でも安心してレッスンを受けられる初心者向けのコースから、さらなる上達を目指す上級者用のレッスンまである教室で、バレエを楽しみたい全ての方に満足していただけるスタジオです。 当教室は更衣室にも鍵付ロッカーとシャワーを完備していますので、仕事帰りにも安心してレッスンを受けられます! また、会員になると新宿・池袋・銀座・都立大・秋葉原にあるベリー、フラ・タヒチアンスクールのNOAダンス教室や新宿・都立大・秋葉原にあるヨガ・ピラティスのヨガ教室NOA、ストリートダンススクールのNOAダンスアカデミーのレッスンも全スタジオ共通で受けることができます。

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